近隣より利回りが少し高いエリアがあるんですよ。
どこもドングリの背比べなんだけど、そのエリアがけ頭一つ出ている感じで。
頭一つ出ているので目立つんですよね。
そういう物件を見て利回りが高いから良いのでは?と思う人がいるかもしれませんが、
ほとんどのケースで、それは値段相当な事が多いです。
利回りが高いのですが、
客付けが難しいとか、なんらかのマイナス材料があるわけなんですよ。
値段相応なわけですよ。
利回りが頭一つ出ているエリアがありかなしか、なんですが、
値段相応なんですよ。
利回りに応じて難易度が高いという事ですから、
利回りが高いけど難易度が高い物件を買うのか、
利回りが低いけど難易度が低い物件を買うのか、
それは自分がどちらを選ぶかという話ですよ。
しいて言うと次のような話だったらわかります。
難易度に応じて利回りは変わります。
難易度が高い⇔利回りが高い
難易度が低い⇔利回りが低い
というふうな相関関係のなか、難易度と利回りを紐づけする特性カーブみたいなものがあると思います。
その特性カーブを基準で見て、
難易度が高いけど(特性カーブと比較してもっと)利回りが高い
とか、
歪があって、
そういう歪を突く投資だったらありかなと思うんですよ。
ただそういうのって、利回りを見るだけではわかりません。
ちょっと利回りが他のエリアより頭一つ出ているだけというのを見るだけではわからないわけです。
もっとたくさんのデータを把握していて、
バリューと価格のいろんなデータベースみたいなものが、
それなりに蓄積されていないとわけらない話だと思うんですよ。
そういう所まで分析した上でありかなしかを判断するという話だったらありなかって思いました。