なんやかんや言いながらこの一年間はずっと土地から新築の検討を主戦場で検討していました。
なかなか難しい取り組みだったのですが、先日検討していた案件で非常に悩んだ案件がありました。
横浜市内で土地から新築で、表面利回り8%が作れる案件でした。
土地は完全にグリップできている状況。
融資ももちろん内諾は出ている。
あとは契約に向けて協議をするという状況でした。
結論からいうと話を流しました。
難しい市況の中、土地から新築を頑張って、ようやく作れた案件です。
喉から手が出るくらい作りたいと思っていた土地から新築案件です。
利回りも8%というのが、当初の目標です。
これを目標に頑張ってきたわけですよ。
流した理由は、
リスクとリターンのバランスです。
リターンが弱くて、それにになるリスクは負えないという判断です。
物件として、少し弱かったという事がありました。
8%と言ってますが、新築時はそれでいけるかもしれませんが、
数年で利回りはそれなりに下がる事が見えている。
そして土地から新築の潜在的なリスク。
工務店もリスクありそう。
不動産投資をこれからずっとやっていく事を考えた場合に、
絶対に死なないというフォーメーションを取る事を考えると、
この案件は進めるのは割があわないと判断しました。
この判断はこれでよかったと思っています。
しかしながらこの判断を肯定するとすると、
いったいどういう土地から新築の案件だったらやるの?という話になります。
感覚的に、表面利回り9%とか(8%のそこそこ)くらいないと、それなりのリスクをとるのは難しいかなって結論付けようかと考えています。
なかなか難しい判断でした。
この判断が正しかったと振りかえれるよう、
頑張っていきたいなって思います。