名人と凡人の違いは?
「名人に名手なし」という言葉があります。
名人は特別な1手を打つのではなく、
至極当たり前の一手をミスしないで繰り返す事ができる人間だという言葉です。
そういう観点はあります。
しかし、こういうのもあります。
名人は、一見は凄くオーソドックスなやり方をしているように見えます。
はたからみたら、当たり前の事を平々凡々とあたりまえにやっているだけだと見えるわけです。
しかし実際は違うんです。
凄く当たり前の事をやっているように見えるんですが、
見る人が見たらやっぱりスゴイ事をやっているってわかるんです。
ようは平凡な人からみたら「当たり前の事」をやっているようにしか見えないだけで、
実際には平凡の人には理解できないような「凄い事」をやっているのです。
こういうのって現実の世の中には結構あると思います。
「あっ、あの人凄い事やっている」って気が付いている人は、
凄い人と似たようなレベルまで来ている人なんです。
そういうレベルに達していない人は、名人のやり方が「当たり前の事をやっている」としか見えないのです。
どうしても派手な手法なんかが目立つので凄いっていうふうになる事がおおいのですが、凄い手法は一見普通なんですよ。
あなたは違いが分かる人ですか?