少し前に、公庫との協調融資のブログを書かせていただきました。
ブログではイマイチ反響は少なかったのですが、
結構インパクトのある話だと思っています。
自己資金20%という案件だったとしても、
うまく公庫との協調融資を発動させる事ができたら(例えば)自己資金10%に減らすことができたりするわけですかからね。
今日は、公庫との協調融資の成否をわけるポイントについて書きたいと思います。
私のケースだと、公庫から450万円の融資を引く事ができました。
今回私は450万円を融資希望額として依頼して、そのまま450万円が融資OKとなりました。
公庫との受け答えでの肌感覚でいうと、仮に倍の金額を依頼していたとしてもそのまま倍の金額で融資OKとなっていたような気がします。
私の協調性融資の話を聞いて、
(ちょうど物件を建築中の人が)同じように公庫に協調融資を依頼したようです。
うる覚えなんで、記憶はあやふやだったのですが、依頼した融資額の満額は出なくて、50万円くらいしか融資をしてもらえなかったようです。
私は450万円でその人は50万円。
この違いはなんなのでしょうか。
私が公庫の人と話をした雰囲気からの推測なんですが、
物件(or法人)の収益力で決まってくるような気がします。
公庫からの融資を受けたとして、その返済がちゃんとできるかどうか?というロジックで額が決まる。
今回の私の物件は非常に高利回りでした。
ですので、もともとのメインの金融機関からの借金の返済に加えて、公庫からの融資の返済も問題ないレベルだったと思います。
余裕もかなりあったので、融資額の増額も可能だったと思います。
一方、知り合いの人は、そんなに利回りが高くなかったような気がします。
収支がギリギリだったので、公庫からの融資も少額だったのだと思います。
それが、公庫からの協調融資の成否をわけたポイントだったのだと思います。
まあこの話は、公庫からの協調融資だけの話でなないですよね。
公庫の基本的な考えに従ってそうな感じがしますね。
公庫だけでなく、どこの金融機関もそうかもしれません。
収益があって余裕がある人にはたくさんお金を貸してくれるけど、
収益が少なくてギリギリの人にはお金を貸してくれないって話ですね。
金融機関の世界では当たり前の話なのかもしれません。
いい物件を作っていけば金融機関がどんどん力を貸してくれるという構図ですね。
そういうところを目指していきたいものですね。