専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

公庫から融資が引けないのは、

 

日本政策金融公庫ってほんとに良い金融機関だと思います。

 

不動産投資の序盤フェーズの人はもちろんそれ以降の人でも本当に使い勝手がよい貴重な金融機関です。

 

ほんと、公庫の骨の髄までしゃぶりつくすべきだと思います。

 

 

そもそも公庫というのは弱者のための金融機関なんで、不動産投資を始めたそんなに資金を持っていない人にとっては神のような存在だと思います。

 

 

でも、「公庫から融資を引く事が出来なかった」って話をしばしば聞きます。

 

そのあたりに関して書きたいと思います。

 

 

公庫は弱者に対して優しい金融機関だという事は間違いないです。

資金の無い若い人や女性に対して、さらに創業したての人にも融資は出ます。

 

ここで注意をしないといけないのは、公庫はあくまでも、その事業でメシを食べていこうと思っている人に対しては融資をしてくれるのですが、

サラリーマンの財テクのためには融資はしないという考えのようです。

 

 

ですので、すでに10戸くらいの規模感で不動産賃貸業をしている人には融資は出るけど、まだ物件を持っていないサラリーマンの人が区分や戸建て1戸を買うためには融資は出にくいという事です。

 

もちろん、全く融資がでないという事ではないです。公庫の根底にある考え方の話です。ですので、1戸目でも融資は出ている人はいると思いますが、ハードルは低くないのかもしれません。

 

 

私のうる覚えですが、10戸くらいが基準になっているようです。

アパートか何かで合計で10戸をすでに持っている人は、それだけで食っていけるとみなされる。つまり、不動産賃貸業の事業主として認識される。だから融資も出る可能性が高い。

10戸も持っていない人は、サラリーマンの財テクだというふうにとらえれられる。

公庫は(それで生計をたてようとしている)事業をやろうとしている人には手を貸すが、財テクをする人には基本的に手を貸さない。という考えのようですね。

 

 

もちろん、全くなにも物件を持っていない人でも、公庫から融資は引けるとは思いますが、根底にある基本的な考えはこういう事になっているようですね。

 

 

公庫は弱者にはやさしい。

事業をやっていこうと思っている人には手を貸すが、財テクには手を貸さない。

 

そういうバックボーンを頭の片隅に入れたうえで、公庫をフル活用すればよいのではないでしょうか。