専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

公庫のうまい使い方

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日本政策金融公庫は本当にすばらしい金融機関です。

 

女性であったり、創設直後の法人さんは、良い融資条件が引けるチャンスなので、
ぜひ使ってみてください。

 

 

 

 


ただ日本政策金融公庫に融資の依頼を投げると結構時間がかかってしまうんですよね。
良い物件だったりすると、融資審査の時間の間に他の人に取られちゃうんですよね。

 

初めて公庫に融資の審査をお願いしたら、どれくらいかかるでしょうか。
普通に1か月くらいはゆうにかかりそうな印象があります。

 

これって実はいい方法があるんですよ。

 


公庫には、融資の審査の対象とする物件を途中で差し替える事ができるんですよ。

具体的に言うと、A物件で融資の審査を投げたとしましょう。
そして1か月後にA物件の融資の審査がOKになったとしましょう。
残念ながらA物件は他の人に取られてしまったとして、A物件の審査が完了してから、少しの期間はA物件と似たような物件であれば、他の物件に差し替える事ができるんですよ。


例えば、A物件に条件が似ているB物件に差し替えて即融資を受ける事ができるという事です。

 

使い方としては、
ダミーのA物件で公庫の融資審査をPASSさせておいて、
PASSした後に、本命の物件Bを探す。
A物件がPASSした後の一定の期間内であれば、物件Bへ差し替えて、
そのまま即日融資が下りるという段取りです。

 

厳密には、B物件単独としてちゃんと評価はするのですが、他の審査が完了しているので凄く短い期間で審査が下りるという事ですね。

 


A物件の審査が完了した直後は、いわゆる「リーチ一発ツモ状態」になっているわけです。
たとえがわかりにくいですね。
いわゆる、いつでも買えちゃうモードに入るわけです。

 


もちろん、一定の条件で物件を探し続けるという事はしないといけません。
単発で、気まぐれで物件を探されている場合だとハマりません。

 

でも、これは凄く有効な技だと思います。

 

 

 

それともう1点、公庫で思う事があります。

 

公庫を使った際に思った事は、そんなにしっかりと財務状態による融資の判断をしてないような印象を受けました。
物件を買い続けていくとBSが悪くなっていきがちですが、そういうのはあまり関係なく融資の判断が行われているような印象を持ちました。(実際は知らんけど)

 


つまり、一番最後にお金をかりる金融機関として最適かなと思いました。
(どこの金融機関からも借りれなくなってからでも使える)

例えば、自分は5棟のアパートを買うんだ!と計画を立てているひとがいるとして、
最後の5棟目を購入する時に使うといいかなと思ったのです。

 


まあ、最後とかそういうのは関係なく、公庫が使えるチャンスがあれば、ちょいちょい融資を受けたいというのがありますが、どこの金融機関からもお金が借りれなくなってきた状態でも融資をしてくれそうな印象があるので、最後の砦という役割を担ってもらうという事も有効かなと思いました。

 

私の場合は、不動産投資の序盤戦で実績つくりができてよかったです。

 

最後に使うという事だけでなく、これからも積極的に使えるチャンスがあれば使いたいなと思います。

 

 

<おわり>