公庫の融資の相談をすると協調融資をしてくれる事になった。
協調融資というのは、1つの物件に対して複数の金融機関が融資をしてくれるというものだ。
今回のケースだと、4棟目の新築アパートに対して、
1つ目の金融機関としては信金が融資をしてくれる。
そして2つ目の金融機関として公庫から無担保で融資をしてもらうという話だ。
公庫は融資に前向きな雰囲気。
でも、これ大丈夫なんでしょうか。
公庫は全然OKなのかもしれないけど、もともと融資をしてくれる事になっている信金は大丈夫なんだろうか。
ややこしい話になってしまって、信金の融資がおじゃんになってしまったら嫌なので、
改めて以下の作戦で進める事にした。
信金からは、土地代やアパートの建築費全般に対して融資をしてもらう。
そして、公庫に対してはアパートが建ち終わってからの話で、運転資金やアパートのバリューアップのための設備費を出してもらう。
こういう建付けだったらOKなはず。
という事で、信金と公庫の双方に根回しを行った。
信金の方も了承を得る事ができた。
公庫の人は協調融資と言ってますが、
普通にアパートを建てるための融資と、アパートを建てた後の融資という事で別々の話ですよね。
広い意味で、強調融資という事なんだと思います。
協調融資の作戦の骨子が固まり、あとはそれに向けて対応を進めるだけだ。
過去に公庫から融資を引いた際は、法人の代表社員である嫁さんに一夜漬けで勉強をしてもらって公庫に面談に行ってもらったというのがありました。
結果、創業枠と女性枠の2つの枠に該当して凄くいい融資条件を引く事ができたのだった。
当然、今回も2匹目のどじょうで、
創業枠&女性枠のW超優遇枠を狙いたいわけです。
<つづく>