専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

いい物件を買うために

 

今日のブログは初心者向けです。

 

良い物件を買うためにどういう準備をしておく必要があるのかについて。

 

瞬間蒸発するようないい築古アパートを買うための準備という想定で、私が考えている「これくらいで動けば買えるだろう」という内容を書きたいと思います。

 

 

 

(1)融資の準備

 

とにもかくにも融資です。

「物件を探す前に銀行を探す」という格言があるくらいです。

自分が狙っているざっくりとしたエリア、規模感、物件の種類などで、少なくともどこかの金融機関から融資OKというのをもらっておくべきです。複数ならなおよしです。

銀行から見て、物件の目線、そして人物の目線、ともにクリアしている必要があります。

1回融資OKをもらっていると、良い物件が出てきた際に銀行から「これれくらいの規模感の物件だったら了承をもらっているから」と言ってグリップできる可能性が出てくるわけです。

 

 

(2)判断の準備

 

良さげな物件が出てきて、そこでその物件を買うべきかどうか頭を悩ますのでは遅いです。

〇〇のエリアで、〇〇な条件だったら無条件で買いだ!!みたいな判断がすでに完成している必要があります。

特にエリアです。

物件が出てきてからそのエリアが有りか無しかを調べていたら遅いです。

いい物件だとすぐに蒸発します。明日仲介に行ってヒアリングしてみよう!だと一手も二手も遅くれてしまいます。

 

 

 

(3)視察の準備

 

良い物件が出てきたとして、すぐに視察して買い付けを出す必要があります。

ただ基本的にノールックはよくないと思ってます。

やはり絶対に現場は見ておくべきだと思います。

仮に夕方に情報が出てきたとしても、その日のうちに視察をしてその日のうちに買い付けをださないと負けます。

すぐに動けるように準備はしておく必要があります。

そのためには(2)がしっかり完成している必要があります。

毎回毎回、視察にいくわけにはいきませんからね。

判断とする基準がクリアする物件が出てきた時は全力で動けるようにメリハリをつけないといけません。

判断が確立されているからこそ、今からすぐ行こう!って事になるのです。

 

 

 

(1)、(2)、(3)の準備をしておいて、

いつでもすぐに反応できる状態にしておいて、

買い付けを出す。

 

ただこれだけやっても100%買えるわけではありません。

いい物件だったら、間違いなく現金買いの人が登場するからです。

 

いい物件であればあるほど、そうです。

 

 

これだけやったとしても、現金買い付けの人が出てきて奪われてしまいます。

10回チャンスがあれば1~2回くらいしか勝てないんじゃないでしょうか。(数字はテキトウ)

 

いい物件であればあるほど、現金買いの人が現れる可能性が高くなります。

ちょっと落ちた物件になればなるほど、融資の人でも勝てる可能性が上がってきます。

 

 

どこにでも転がっているような物件だったら、1週間とか1か月とかそういうスパンで動いていっても買えると思いますが、瞬間蒸発するような物件はともこれくらいじゃないと勝負にならないと思います。

 

 

まあとにもかくにも最初の第一歩は、(1)から(3)を確立するって事ですね。

 

 

こういう地道な準備をやったうえで、それを何度かそれを継続し、運が良ければ、ようやくいい物件が買えるという感じだと思います。