専業大家への道

横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

大きな魚



 

数年前から土地から新築という世の中の大きなブームが来ています。

いや、最近は土地が高すぎてもはや過去のブームみたいなところもあります。

 

 

私の周りでも土地から新築するぜ!!っていう人がたくさんいます。

1人や2人とかじゃなく、10人単位でよく見ます。

 

中にはまだ物件を持っていないけど、1棟目から土地から新築します!という人も多数います。

 

不動産投資として難しいことろ、土地から新築として難しいところ、2つの関門を超えないといけないので難易度は非常に高いと思います。

 

凄く難しい取り組みである事は確かなんですが、世の中には優秀な人間が一定数いるので、割合は少ないですが成就する人もいると思います。

 

最近は、世の中の市場の動向から見て、難易度はどんどん上がっていますので、成功できる人間の割合もおそらくグッと減ってきているのでしょうね。

 

 

 

 

ここから本題に入ります。

 

 

たまに高利回りな土地から新築を建てた人が、

「たまたま安い土地を買う事ができて、、、、、」

みたいな文章を見る事があります。

 

何も知らない人がそれを見て、

「運よく安い土地が買えたからいい利回りの物件が建てれたんだー」

で終わってしまっている事があります。

 

でも、普通にしていて「安い土地なんて絶対に手に入りません」

 

文章には書いてませんが、この人は何らかの苦労や工夫や取り組みをした結果、安い土地を買う事ができたと考えるべきです。

 

 

ここの「どうやって買ったのか」というのは凄いノウハウなわけで、

そこは、あんまりOPENにしたくなかったりするわけで、

 

そのため、一番重要な所ははぐらかせて、「幸運によってたまたま安い土地が買えたんです!」

と言っているだけというのが、よくある裏事情のなんじゃないかなと思ったりします。

 

 

 

普通に特別なルートもなく、誰でも見れるようなところからの情報で、普通に安い土地なんてものは絶対に存在しないです。

 

絶対というのは言い過ぎかもしれませんね。ただアテにできるほど多くはないです。

 

それで、話は一番最初の話に戻って、これから土地を探そうとされている人が土地を探すときの話なんですが、

プラモデルのパーツのように、はめ込んだらすぐにアパートが建つような土地で安いものを探そうとしている時点で解がないわけです。

 

そういう土地を探されてませんか?

 

あきらかに普通にアパートが建築できるような土地で、それでいて9%くらいの企画が作れそうな安い値段の土地を。

 

そんな土地は無いです。

学校のプールに釣り糸を垂らして魚釣りをしようとしてませんか?という話です。

そもそも魚がいないところに釣糸をたらすような事をしてエネルギーを浪費してませんか?

 

その探し方で、本当に目的の土地を見つけれるのかというのを考える必要があります。

 

 

そういう背景がある中で、どう考えて、どういうふうな方向に探し方を変えるのか?というのを考えて推進していく所が投資家の腕の見せ所なわけです。

 

 

すでにやり方が決まっていて、それだけをやればできるという話ではないと思います。

 

 

自分のオリジナリティーと創意工夫を使いながら大きな魚を釣っていきましょう。