高属性の税金還付スキームの話を聞きました。
面白いですね。
年収が3千万円とか5千万円とか、それ以上の年収を持っている人のスキームです。
それくらいの年収になると年収のざっくり半分弱くらいが税金として無くなるんですが、そういう人が耐用年数超えの木造アパートを個人で購入して、さらに建物比率を高めて買うことで凄く高い減価償却を得る。
1千万円とか2千万円とか、それくらいの規模で減価償却が獲得できるので、本業での収入の分の税金を数百万円規模で還付してもらう事ができる。
それ自体、普通の話なんですが、利益の先食いなんだけど、還付金と物件のCFなどからどんどん物件を買っていく事で、4年後に減価償却が切れて税金が増えたとしても、その増税に十分に打ち勝つくらいの収益力でどんどん拡大していくというスキームです。
ポイントとしては、
静銀やトラストあたりから高金利で借りる。
高金利なんでローン返済のほとんどが金利で元本返済は小さい。
フルローン狙いのために土地値の高い物件を買うんだけど、建物比率を凄く高い事にして買う事で、(ここ大丈夫なん?って思いますが)
元本返済に対して減価償却が非常に大きくなるので、
(「元本返済」≪「減価償却」)
CFはそこそこプラスな上に、強烈に大きい減価償却を使って本業から大規模に税金の還付を受ける状態になるという感じでしょうか。
面白い話ですよね。
よくM社とかC社あたりでやっているスキームです。
何となく知ってましたが、細かいところまでは知りませんでした。
ちゃんと話を聞くと面白いなと思いました。
いろいろ気になる点として、
利益の先食いなだけなんじゃないの?とか、
減価償却を含めて赤字で融資つくの?とか、
あるんですが、
そのあたりの続きを次のブログに書きたいなと思います。