世の中でお騒がせな事件を起こす人たちがいます。
ニュースで記事を読むと事件を起こしている人が地主さんの息子だったりするっていうケースが結構多いような気がします。
地主の子供として生をうけ、何不自由なく育てられ、社会性や協調性が無くて大人になったというパターンです。
もちろん立派な人もいますが、ごくたまにそういう人はいてます。
そういう事があって、ちょっとおおげさですが、収益不動産というものはある意味「ダメ人間製造機」なんじゃないかと思う事がたまにあります。
そうは言っても私がたどり着ける境地と、本物の地主の見えている世界とは全く別次元の話だと思うのですが、自分か収益不動産を買い進めていく事が、はたして子供たちにとって良い事なんだとうか?と思う事があります。
今、頑張って財産を築き上げていこうと頑張っているのですが、本当においしいのは自分の子供が大人になった頃なんじゃないでしょうか。
子供に財産を残してあげる事は良いことだと思いますが、財産を与える事によって仕事もしないで一生暮らしていけている状態をプレゼントするのは本当に正解なんだろうか?と思います。
よく都内の一等地に物件を買うという作戦があります。借金を返済している間はCFはゼロで、返済が終わると都内の一等地の地主になれるというものです。
そういうのを買うという事は、自分でなく子供へのプレゼントみたいなものなんじゃないでしょうか。
生活に困らない程度の財産は残してあげてもいいと思いますが、子供にたくさんの財産を与えすぎるのもどうなんだとうかと思うようになってきました。
そういう理屈で、私は自分の世代で恩恵を受けないような、都内の一等地の物件を買うという事はしないかなーと思った今日この頃でした。