いろんな不動産投資家さんがいるところで新築アパートの話をしていると、新築アパートをいつか買いたいです!と言うのを聞いたりします。
また、これから不動産投資を始めようとしている人と話をしていると、
新築か築古かどちらを買うか悩んでいます!という話もよく聞きます。
まず最初の話について。
新築アパートは、評価価値が低いです。よくわからない場合は積算評価と思っていただいたら良いです。売値の半値くらいでしょうか。積算値は。
金融機関がそういう物件を融資してくれるというのは、売値と積算値の差に関して買主が資産を持っているか、自分の属性のおかげで、将来的に返済ができると認識されているから融資をしてくれているわけです。新築アパートを買うという事はこういう事が裏にあるという事です。
新築アパート買いたいと言っているというのは、他に築古のアパートを持っているという事なんでしょう。
すでに所有している物件のタイプと自分の資産やBS次第ですが、状況によっては物件を持っている状態よりは、何も物件を持っていない時の方が新築を買いやすい状態になっているケースもあると思います。
次に2番目の話について。
どちらを買うかは人それぞれなのですが、まず1つ目の話として新築を買える能力があるのかどうかというのがあります。先ほども述べましたが、価格と評価額が大きく乖離しています。新築を融資してもらえるというのは、その差額に関して買主がなんとかできると金融機関からとらえられているという事です。
そしてその次に1番目の話を関連する話で、新築を買う場合最初の1棟目で買うのが一番買いやすいというのがあるという話です。与信を消費しているという言い方ですが、何を言いたいかというと、人それぞれ、自分の選択肢を把握しておく必要があるという事だと思います。
最初から新築買えないのに、新築を買うか築古を買うのか悩むのはナンセンスです。
それと、新築を絶対に買いたいと思っているのなら最初に買っておくのがよいと思います。
ハマらない物件を最初に買ってしまうと、一生新築を買えなくなるかもしれません。(資産さえあれば必ず買えますが、買いにくくなるという意味)
こういう制約条件みたいなものはあるので、そういう事を考えながら自分の進む道を選んだらいいかなと思いました。