専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

この前の工務店

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この前、問い合わせをした工務店の話です。

 

何かあればすぐにプラン検討しますよ!って凄く反応がいいところがあったんですよ。

 

メールをしても、すぐに返信が返ってきてレスポンスが凄く早い。やる気が凄くある感じです。

 

ちょうどいい土地があったので、ラフプランと概見積もりをお願いしてみました。

 

 

ものの数日で、ラフプランをあげ、見積もりもでき、ぜひお会いしてお話をしたい!と言ってきます。

 

 

という事で、挨拶を兼ねて見積もりの内容を聞きにその会社に行ってきました。

 

 

 

 

オフィスは凄く眺望のいいビルの1フロアでした。

 

名刺の交換をしてご挨拶を実施。

 

 

すると、その営業マンの第一声で、

「〇〇エリアの地主さんですか?」と聞いてくるじゃないですか。

きっぱりと地主でない事を告げ、サラリーマン大家である事を告げると、その営業マンは明らかにテンションが下がってがっかりした顔を見せたのでした。

 

 

どうやら、私の事を、地主さんだと勘違いしていたようです。

 

 

そこから、その工務店が準備をした資料を出してくるのですが、

言ってもいないのに賃料見積もりや採算のシミュレーションが出てくるのです。

賃料見積もりも外部に委託した業者に作成してもらっていたようで、とっても金をかけた資料ばかりです。

 

そこで違和感を感じました。

 

それから、いよいよその工務店が出した見積もりが出てくるのですが、

見るとやはりというか、違和感の通りというか、とっても高い金額の見積もりが出されていたのでした。

 

 

その資料に、そのアパートの収益見積もりが書かれているのですが、

そのレポートには、『表面利回り:8%』!!!!とバンと書かれています。

 

 

表面利回り8%と聞くと悪くないと思うのですが、それはトラップです。

 

こういう系統の工務店が出す表面利回りは、基本的に土地代が含まれていません!!

 

そうなんです。その工務店が出したレポートの表面利回り8%というのは、建物代だけの表面利回りなんです!!これはある意味アルアルです。

 

この資料は、

地主さん用のレポートフォーマットです。

 

 

土地代を入れて、本当の表面利回りを計算すると、4%とかすごく低い数値になるって感じの高価な建築費でした。

 

それから、

いろいろ話をしていくなかで、どうやら私の目線と、その工務店の目線とで大きく乖離があるという事が両者の共通認識として形成されて、まもなくその打ち合わせは終わったのでした。

 

 

正直にいうと時間の無駄でした。

普通の工務店であれば、年度末で非常に忙しい時期なので、雑に扱われる事がおおいのですが、この工務店はお殿様のように扱ってくれていた。そういう意味で、少し違和感は感じていたのでした。

 

工務店の名前も、あまり聞きなれない名前だったの小さい会社なのかなと思っていたのですが、後から聞くと結構大きい王手企業の派生の工務店だったのです。

 

 

勉強になりました。

 

事前に地主相手に高い建築費で建てるところなのか、

こちらの想定するレベルで建てるところなのか、

把握するのは重要ですね。

 

 

懲りずに、いい工務店を探していきたいなと思います。