専業大家への道

横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

アパート用地の引き渡しまでの話・その3~バルコニーいるの?~

建築確認申請をPASSさせるにもまずは工務店を決める必要がある。

 

セオリーとしては、複数の工務店に相見積もりをお願いしてそこから選定を行うという段取りになるのだが、今の時点でのプランは、銀行提出用のかなり簡易なラフプランしかないので、正確な建築費を出してもらうために相談している工務店とラフプランのすり合わせを行う事にした。

 

 

※ここから建築法規の話が話題にあがります。私はあんまり詳しくないので、もしも間違いあったらご指摘くださいませ。

 

 

その時点で受け取っていたアパートのラフプランの概要は、
3層で各3部屋の合計9戸の木造アパート。
各部屋の広さは19㎡の1K。
総延床面積は200㎡未満のいわゆる「木三共に該当しない」というカテゴリ。
もらったプランだと、各部屋にバルコニーが設置されている。

 


私的には1部屋あたりの広さは20㎡以上をマストに考えていたのでもう少しどうにかしたいと考えていた。

それと、、、あれっ、なんでバルコニーが必要なんだっけ?
過去にどこかで、このケースの200㎡未満の木三共に該当しない場合はバルコニー不要って読んだ事があったような。。。(うるおぼえ

 

 

そのあたりに関して、もう少し工務店とすり合わせが必要ですね。

 


まずバルコニーに関して、工務店の設計士にあらためてきいてみる事にした。


私  「現状のラフプランについていくつか教えていただけますでしょうか」

工務店「はい、どうぞ」

私  「ラフプランのバルコニーってなんで必要なんですか?」

工務店「これは、避難通路確保のため必須なんです」

私  「そうなんですね」

 


うーん、そうなのかなー。なんかすっきりしません。
このケースだと不要だったようなかすかな記憶が。。。
私自身、法規の全てを把握しているわけではなくて、法令なんかも斜め読みくらいしかしたことないので反論ができない。工務店の設計士がそういえば、そうなのかと思ってしまいます。

 

 

 


すっきりしないのですが大切な所だと思うので、

巨匠のおふたり、黒神さん(@HlOUBx4hwjtMdp6)と、

わんさん(@SyqkvoIWnrTVNeK)、に相談してみる事にしました。

 

私   「このラフプランどう思われますか?」

わんさん「このケースだとバルコニーは不要です」

私   「そうなんですね」

わんさん「少し前に法改正があって、おそらく工務店サイドが知らないのかもしれません」

私   「ありがとうございます。把握されているか聞いてみたいと思います」

 

 

わんさんの見解だと、やはりバルコニーは不要との事。

 

 

うーん、やっぱりそうなんだー、

でも、どうやって工務店サイドにそれを認識してもらうかやね。

 

 

 


改めて、わたしは工務店に確認をしてみた。

 

私  「このケースだとバルコニーが不要だと聞いたのですがいかがでしょうか?」

私   あれこれあれこれ。。。

工務店「わかりました。それでは審査機関の方に確認とりますね」

私  「ありがとうございます。確認よろしくお願いします」

 

 

工務店サイドは、突っぱねる感じではなく、ちゃんと話は聞いてくれるスタンスのようだ。

とりあえず一安心です。

 

 

工務店サイドのメンツみたいなものもあるので、どのように伝えるかというのは非常に神経を使います。

 

 

 


しばらくして工務店から連絡が。

 

工務店「審査機関に確認取れました」

私  「どうでしたか?」

工務店「よく使っている審査機関なんですが、その審査機関もバルコニーは必要だと言ってます」

私  「えー!そうなんですか!」

 

 

 

巨匠のコメントと、工務店およびその工務店が使っている審査機関との間で見解が真っ二つに分かれるという展開に。。。。

 

お願いしている工務店は年間に結構の数の収益アパートを建てているところです。

 

 


そんな事ってあるんだ。。。

 

一体、どうなるんだろうか。。。

 


ざわざわざわ。

 

 


<つづく>

 

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