最近思う事として、「築古物件の価格って高くない??」って思います。
そう思いません?
新築と築古との値段のバランスです。
新築と築古とで利回りがほとんど違ってないのです。
新築の方は、「家賃がプレミアム価格になっているのでその分利回りが高くなる」ので仕方ないのですが、それを考慮しても差は小さいような気がします。
「新築には売主の利益がたっぷり入ってて、実際の価値は低い」と言われてますが、新築は何十年と稼ぐ能力があります。
そういう事を踏まえても、やっぱり新築と築古との間の利回りの差は小さいような気がしています。
例で言うと、新築が利回り8%くらいで、築古が利回り9%とか、(あくまでも一例ですが)ようはほとんど差が無いのをよく見ます。
寿命が短く、修繕のリスクの高い築古物件を買うにあたって、利回り9%って低すぎませんか?
10%を超えて、12%とかそれくらいがないと、条件が悪い築古物件を買ううま味がないような気がします。
かと言って、10%を超える物件はなかなかデンジャラスな物件ばかりです。
もちろん単純に私の探し方が甘いというのは多分にあります。
千三なので、そうそういいものはありませんが、ベースとなる世の中の利回りの相場そのものがかなり低い傾向があると思います。
相場なわけなので、誰かがそういう価格で買っている人がいるという事なんですが、そんな利回りの低い築古物件を買うって大丈夫なんでしょうか?
新築は売値と実際の評価額との間で乖離があるので、買うためには十分な資産が必要だけれども、築古は評価がそれなりに出るなら、金利がうーんと高い銀行からの融資は比較的簡単なので、誰でも築古物件が買えちゃう。そういう買いやすさの視点で新築でなく築古を買う人の市場が活発になっているという事なんですかね。。。
自分の中で、新築vs築古論争の結論がついておらず思案を続ける日々でございます。