昨日のブログでは、利回りを見る際に部屋の面積も重要だよという話をしました。
その話の続きです。
新築と築古の対比の話をがあります。
最近は、新築と築古の利回りの差が小さくなってきているような気がします。
築古の利回りが下がってきているという事は確かにあるのですが、それと比較する新築の利回りは気を付ける必要があると思います。
例えば、
1Kのシングル向け築古アパート9%
1Kのシングル向け新築アパート8%
という事例があったとしましょう。
確かにこれだけを見ると
新築も築古もあんまり利回りの差がないから、新築の方がいいんじゃないかって思うのはごもっともです。
これも昨日のブログのように部屋の面積(の一例)を記載すると、
1Kのシングル向け築古アパート9% (部屋の面積:25㎡)
1Kのシングル向け新築アパート8% (部屋の面積:16㎡)
という感じになっているケースもあるような気がします。
この数字は私が適当に書いた数字なんであしからず。あくまでも一例です。
かなり前のアパートは部屋の面積が広いものもあれば狭いものもあったと思います。
一方、最近のアパートは部屋の面積が狭いものばかりです。
上のような事例での比較は普通にあるような気がします。
これも例によって、同じ部屋の面積で比較すると、
1Kのシングル向け築古アパート9%超 (部屋の面積:20㎡)
1Kのシングル向け新築アパート7%弱 (部屋の面積:20㎡)
くらいになるんじゃないでしょうか。
数字はバックりと、エイヤで書いた数字です。
実際はこんな感じの比較なんじゃないでしょうか。
これくらいの数字だったら、築古と新築の比較としては、ない事もないかなって感じがしますね。
だから何やねんって話ですが。
築古物件の価格は上がっている(利回りが下がっている)という傾向は、間違いなくあると思います。
一方で、新築と築古の比較という観点では差が小さくなっているというのは確実に存在していると思うのですが、(新築は部屋の面積が小さくなってきていて)部屋の面積の差もちょっぴり含まれているのかもしれないよねという事を一つの側面として留意しておくのがよいかなと思いました。