最近は次の数値を重視しています。
「返済する元金/年」-「敷地面積(㎡)×15万円/㎡÷22年」
この数値は、BS上で毎年資産がどれだけ上昇するかの数値です。
※木造アパートの場合です。
「返済する元金/年」は、1年間でローンの返済額の中の元本返済の金額
たとえば、9500万円融資で30年、金利1.5%ならだいたい年間で400万円の返済で、その中の270万円が元本返済に相当する。
敷地面積の160㎡の木造アパートとすると、
再調達価格を15万円/㎡とすると、建物価格は2400万円
それが1年ずつ減額されていくので、毎年建物の価値は、2400万円÷22年=110万円のペースで減っていく。
資産価値が毎年110万円減っていく一方で、借金が毎年270万円返済される。
つまり、毎年160万円ずつBSが改善していくという事になります。
ざっくり10年で1600万円程度、BSが改善される。
新築アパートを購入すると最初の時点でそのアパート単体としてある程度信用棄損するのだが、この条件だと10年で1600万円くらいは改善できるという事ですね。
この数値は、融資条件が悪かったりすると小さい数値になったり、マイナスになったりします。