専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

流れた物件の話②

 

土地の売主さんが亡くなられて相続案件に。

そしてその相続人が「誰がこんな値段でハンコおしたんだ!」って騒いでいる。

 

悩ましい展開だが、

アパート業者と土地売主との間には売買契約が締結されているので手付金の倍返ししないと解約はできないはず。

 

 

そのあたりの詳細をアパート業者に聞いたところ、

アパート業者が言うには、「実は手付金の金額がそんなに大きな金額にはしていないんですよ」と言うではないか。

 

なんと。

 

ちょっと厳しい展開っぽいじゃないですか。

 

 

 

それから私の中でいろいろ分析をしてみた。

 

 

どれくらいの価格で土地を買おうとしているのかや、

どれくらいの手付金なのかというのがなんとかく推測できたのでいろいろ調べてみた。

 

 

売主さんはいわゆる地主さんのようだ。

しかし相続のたびに少しづつ土地を売っているような気配がある。

それ以上は内緒で。

 

あと値付けだが、

高くはないが安くもないという印象。

妥当な価格のような印象を持った。

 

決してアパート用地向けに激安価格になっているわけではなさそうだ。

 

相場からそんなに離れているわけでもないので騒ぐような価格でもなく、

手付金を倍返しして契約を解除するほどの額面でもないような気がした。

 

 

相続でお金が必要な予感があったから売却を考えられていたという事なので、

そのまま話がすすむという可能性もゼロではないかなと思っていた。

 

 

 

 

そこからしばらくして業者から電話。

 

 

業者からは「話が流れた」という連絡だった。

 

 

 

話を聞いていると、

どうやら先方とかなりもめたようだ。

 

 

ひょっとしたらケンカのような状況になっていたのかもしれない。

 

そうなってしまうと、

金額的に手付解除をするほどのものでもなくてもそういう選択を選ぶという事もわからなくもないなと。

 

 

 

こういう展開で話が流れたしまったのだった。

 

 

縁がなかったのでしょうね。

 

 

 

また次を探していきたいです。