私は理系の大学を出て、そのまま同じ大学の大学院を出て会社員になりました。
理系なんで、大学や大学院の研究室みたいところでの活動がメインになります。
就職なんですが、だいたい大学の学科や研究室の推薦でほぼ無風で入社する会社が決まります。
私も入社試験は1つしか受けてません。
落ちる事は想定してませんでしたし、
特に面接の練習をすることもなくぶらりと会社の面接を受けて自動的に会社に入ったという感じです。
実際、入社試験は形式的な簡単な面接を受けるくらいでした。
推薦が来ている会社は世間的にネームバリューのあるところばかりなので、流れでみんなが順当な企業に入っていくという感じです。
同じ大学のクラスメートはだいたいこういう感じで会社に入社していくのですが、ごくたまに「ん?」って思うような会社に入る人がいたりします。
学内推薦とか研究室のつながりとは全く関係のない企業に、ゼロから入社試験を受けて入社してるんでしょうね。
当時は、あんまり考えたことのないようなジャンルの企業だったので、みんなが「ん?」って感じだったのですが、
今から考えると、その会社は凄く給料の高い会社だったような気がします。
みんな理系が活躍するような会社や部門に入るのですが、その人は非理系の給料が凄く高い会社に入社していたんでしょうね。
みんなはバリバリの研究職だけど、金融系とかコンサル系とかに入社するイメージでしょうか。
当時、私は入る会社によって給料が全然違うっていう概念が全くなかったです。
それなりの企業なのかもしれませんが給料は決して高くないです。
業種や会社によって給料のベースが違うというは全く概念がなかったです。
適性みたいなところもあるのかもしれませんが、もしもできる事なら、昔の自分にそういう事を教えてあげたいなって思う事があります。
給料は入る会社で結構違うよって。
誰かに教えてもらうようなことでもないように気もしますが、
もしもそういうのを若いころからちゃんと認識をしていたらどういう人生を送っていたのかというのは少し気になりますが。
今更なんですが、そういうお金に対する考え方っていうのって大切だなって思いました。