専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

強い契約書


先日、とても強い契約書に遭遇しました。

 

売主サイドの立場が一方的に強い契約書です。

 

そんな一方的な契約なんてとても締結できないよ、という事で私はその案件は撤退しました。

 

その契約書の中で一番印象的な文言は、

売主の責任以外で引き渡しができない場合は全て買主のペナルティーになる的な内容でした。

 

この契約って凄くないですか?

どちらの責任にもならないようなものでも全て買い主がペナルティになるんですよ。

ちょっと売主サイドが一方的に強すぎるって思いません?

 

 

その契約の文言をそのまま解釈すると、

地震かなにかでアパートが崩壊したとしても買主がペナルティになるという事ですよ。

 

 

私はやめましたが、あんまり経験していないような人は、こんな契約書でもあまり考えないで契約しちゃう事もあるんだろうなって思います。

 

 

結構デンジャラスな事をやっているという認識もないまま契約しちゃうんでしょうね。

 

そして10回に9回はトラブルが発生しないで無事に進むけど、

10回に1回は実際にトラブルが発生して、

詳しい人に、こういう理由でペナルティが発生しているんだけどどうしたらよいのでしょうか?困ってます。みたいな相談を投げたりするわけです。

 

しかしながら契約書に書かれている内容が全てなんで、受け入れるしかないよねって話で終わるというヤツですよね。

 

 

 

初めて契約する人だと、売主の立場や買主の立場、力関係や、契約書にかかれている内容など、細かいニワンスはわからない事がおおいかもしれません。

 

 

売買契約はとても重要なので、細心の注意でケアしたいですね。