専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

アパート用地を買うまでの話・その19~作戦の本題~

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難ある土地に対するケアとして、契約書にいくつかの白紙撤回の文面を加えてもらうお願いをした。


それから日が明けて契約日の1日前をむかえる。

 


そんな中、信金から連絡がはいる。

 

信金からの電話の内容は、、、、
融資の本部審査が無事に通ったとの事。
素晴らしいです。ちゃんと契約の前までに本部審査まで通してくれるのですね。
スピーディーに対応してもらい感謝しかありません。

 

 

工務店も順調ですし、融資も本部審査までPASSした。
あとは契約書の文言のすり合わせのみです。

 

 


前日の夜に契約書の修正依頼内容を投げたので、あとは売主の反応を待つのみだ。
今頃、契約書の内容に関して受けるかどうかを相談しているのだろう。
内容的に、なかなかハードなお願いだったのでどういう反応が返ってくるのだろうか。。。

 

 

夕方になって仲介から連絡が。

 

仲介「こんにちは」

 

私 「契約書の方はどうなりそうですか」

 

仲介「はい、いま指摘の内容を契約書に反映させていますので、もう少し待っていただけますでしょうか」


私 「ありがとうございます。それでは修正した契約書ができたら送ってください」

 

仲介「少しお待ちください」

 


どうやら。売主さんはすべて私のお願いを丸のみしてくれたようだ。
正直な感想としては、売主はよくそんなキツい特約を飲んでくれたのだなーという印象。

 


それから買い手に有利になる表現を少しづつ入れてもらうすり合わせをおこない、日付が変わり、契約日の日付に入ってようやく完了。
最終的な契約書の文言は、明日仲介業者の上司が出社して了承を得て確定とするという事になった。

 

なんとかギリギリ直前で合意できる契約書の作り込みが完了したのだった。


今回はこちらの無茶な要望を多数飲んでくれた売主さまには感謝しかないです。

 

 

今回は難のある土地を買うという非常にリスクの高い取り組みなんですが、契約書にそれらのリスクを最小化する特約をたくさん盛り込むことで、リスクを最小化するという作戦を取ることができたのだ。

 

本来は、売主との価格交渉の際にもっときつい指値をする事も可能だったのですが、
それをやらなかったのは、契約書のところでかなり買主に有利な文言を盛り込んでもらいたいという思いがあったからなんです。

 

おかげで、共有地である事でアパートが建たないというリスクは最小化する事ができました。

 


これぞ、
難のある土地を激安で購入し、
リスクに関しては契約書に白紙撤回の特約を入れまくる事でリスクを最小化するスキームですよ。

 

これが今回のアパート用地を安く買う事ができたこのブログの本題なわけです。

 

安い難のある土地を、契約書のケアをめいいっぱい入れる事でリスクを最小化して買うという作戦ですね。

 

 

そして日が明けていよいよ契約日をむかえた。

 

 


<つづく>

 

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