専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

湘南の信用金庫にヒアリング

 

 

湘南で最も有名な信金の担当者から融資の考え方などいろいろ聞く事ができました。
信金の融資に対する考え方の所に関してレポさせていただきます。

 

 


【融資エリアについて】
横須賀、横浜メインだが、鎌倉、藤沢、茅ヶ崎も支店があるのでOK。

川崎も矢向に支店があるのでその周辺ならOK。横浜の中でも青葉区緑区は支店がないので厳しい。
綾瀬や大和などの相鉄沿線、相模原、小田原もやれなくもないが支店がないのでハードルが少しあがる。

 



【購入時の物件評価方法】
基本は路線価ベースの積算で評価する。掛値は入る。

収益性優先(まわれば融資をする)でなくあくまでも軸足は積算。

基本は自己資金2割、ただし物件価格でなく諸経費など全て含めたプロジェクト総額の2割という意味。
耐用年数は22年で、残耐用年数が融資期間になるのが基本。

 

 

 

【既存の所有物件の考え方】
こちらも路線価ベースの積算を見る。それと所有物件の収益を見てそれらでちゃんとまわるかも見る。(資産と債務のバランスを見るとともに収益も見る)自己資本比率や債務償還年数に関しては明確な基準はあるわけではない。

 

 


【融資条件について】
耐用年数越の物件でも10〜15年なら可能性あり。木造築40年くらいまでならいい状態だったら可能性あり。これはケースバイケース。

土地から新築の場合も対応可能。土地の先行決済や建築費の分離融資も対応可。

金利は、1%台の後半から2%台の中盤くらい目安。

保証協会あり融資の場合は金利は少しさがる。その代わりそこに保証協会への支払い分ざっくり1%が加わる形になり見なしの総金利は2%台中盤から後半くらいになるケースが一例。

 

 

 

 

<感想>

資産と債務のバランスを考慮するので、債務超過だと融資してもらえない。

信金などでたまに存在する、まわれば融資OKという金融機関ではない。

オーソドックスな積算系の金融機関という印象。

信金だけど、融資可能なエリアが周辺の信金と比べて広いのが長所だと思う。