昨日のブログで横浜の黄色アパートの話を書きました。
その上で、横浜の黄色いアパートがアリかナシかについて私の考えを書きたいと思います。私の友人に黄色いアパートを所有している人がたくさんいるので言葉を選んで今日のブログは書きたいと思います。
SNSなどで横浜の黄色いアパートの事が話題にあがる事があります。
話題にあがると、「ちょっと失笑」みたいな雰囲気だったり、いわゆる「オチ」みたいな感じで取り扱われる事が多いと思います。
中にはボロクソ言っている人もいると思います。
ズバリ結論から言うと、
投資の対象としてアリの黄色いアパートもあります。
しかし、ほとんどが投資の対象としてナシのものだと思います。
今は知りませんが、年間100棟くらいは建てているそうです。
その中の5棟くらいは凄くいい黄色いアパートがあるんです。
分かりやすい例で言うと、東横線沿線の徒歩10分以内の黄色いアパートとか。
普通の駅なんだけど徒歩3分以内の黄色いアパートとか。
あっ、私の中では東横線沿線というのは菊名より東京側という意味で言っています。
脱線しますが、菊名より横浜側の東横線は、東横線であっても東横線でないと思っています。
お手軽な家賃なので、駅から近い黄色いアパートは強いです。
利回りは高いですから。
むしろドル箱です。
そういういい立地の黄色いアパートは極々たまに存在しています。
そういう黄色いアパートはアリですよ。
でもそういう黄色いアパートはあまり市場に出回りません。
そういういい物件は、常連さんの間だけで買われてしまうからです。
黄色いアパートだけで巨大な財をなした、ズブズブの関係の投資家さんがいるのです。
そういう投資家さんの所に自然と流れていきます。
話は戻しますが、年間100棟の中で、
いいものは5棟くらいで、残りの95棟の中にはヤバいものが多いです。
「黄色いアパート」の最大のライバルは「黄色いアパート」だと言われてるくらいですからね。
すでに需要が完全に飽和しているエリアにもかかわらず、大量に黄色いアパートが量産されつづけています。
それは本当に恐ろしい事です。
横浜の黄色アパートは、いいアパートだと思います。
狭小はダメだという人がいますが、この層の入居者は安さが一番の重要ポイントです。
電化製品などを備え付ける作戦など投資としては完成しているものだと思います。
投資商品としては凄く洗練されたものだと思います。
(家賃の単価として割高だと思います)
ただ黄色いアパートの問題点は、需要と供給の関係の事なんて全く関係なしで、せっそうなく建てまくっている点です。
土地の安い、あまり需要が無いところでも、土地さえあれば建てちゃいます。
ここが大きな問題だと思っています。
需要が低いエリアに数棟建てて、まだそのアパートが完全に満室になっていないのに、近くでもう数棟建てたりします。
結論として、横浜の黄色いアパートがアリかナシかなんですが、
「アパートによる」というのが答えかなと思います。
ただいいアパートは全体の5%くらいしかなく、そういうのを買うチャンスがあれば無くは無いのかもしれませんが、期待値(平均値)はデンジャラスな物件ばかりです。概して言うと買うべきで無いという事ですかね。
まあ、良いのは良いけど、良いもの以外は買っちゃー駄目というのは、
全ての投資で言える事だと思います。
この投資ジャンルはどれを買っても成功する!みたいなものって無いでしょ。
※何を買うかでなく、どういうものを買うかの方が重要
数は少ないですが、良いのが買えたら利回り高いのでドル箱になると思います。
一方、変なものを買えば「即、お手上げ」状態になりやすい物件でもあるわけです。
ですので、横浜の黄色アパートはわかりやすい言葉でいうと上級者向けなのかなと思います。
高い利回りに飛びつく素人さんはアウトですが、そのアパートのリスクを把握した上でその上で儲かると判断をして買う投資家さんはアリだと思います。
このブログで言いたかった事は、横浜の黄色アパートは、全てがダメダメだという事でなく、数は少ないですがドル箱のものもあるよという事と、
実はこれを買って成功している投資家は結構多いんだよという事が言いたかったことです。
ちなみに、私が横浜の黄色いアパート買いますか?と聞かれると、
きっぱりと「買いません!」と答えます。