専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

コロナのせいにしちゃー駄目

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コロナの影響で部屋が全く埋まらない!と嘆いている人をよく見ます。

 

コロナだし、

閑散期だし、

 

お手上げです!と言っている人がいます。

 

確かにコロナで閑散期だと、かなり入居希望の人は少ないです。

しかし、人の動きは少ないからといって完全にゼロではありません。

 

物件の客付け競争に負けているだけです。

例えばで言うと、100部屋の空き部屋があって客付けを行っているとしましょう。

通常の時期であれば、90人が部屋を探していて、100部屋中の上位の90部屋が決まります。

しかし、いまは90人でなく20人しか部屋探しをしている人がいないという話で、

(この90人とか20人とかの数値は適当です。意味は無い数字です)

ようは、その上位20位までに入れていないって事です。それだけです。

 

 

話を戻しますが、ようは競争力が弱いという話です。

通常時は、ギリギリ客付けできたとしても、厳しい時期では勝負にならないという話です。

 

 

ここで言いたい事は、この競争力というのは家賃を含めた総合力の話です。

 

よく勘違いされるのは、競争力をあげるために部屋の品質をあげる方向に行く人。

より豪華に、よく家賃をあげる方向にいくという事を考える人がいますが、それは違います。(厳密には、ちょっと違いますが、その話は時間のある時にでも)

 

 

時には、家賃を下げて単価あたりの品質をあげるという視点も重要だと思うのです。

 

言い方としては、コロナなどで入居希望者が減っているのに、何も対応しないっておかしくないですか?という事です。

 

 

もちろん、もともと競争力がある物件なのであれば苦戦はしませんが、もしも苦戦しているのであればコロナの事を呪うのでなく、いろんな施策をおこなうべきなのではないでしょうか。

 

とにかく空室があるというのは緊急事態です。その対策のために時には、いろんな検討はしたらよいですが、家賃を下げるという事も選択肢の一つに考えてみるというのも無くはないでしょうかという事が言いたかった事なのです。