専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

口の悪い仲介

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自主管理をしている築古アパートの客付けでお世話になった仲介業者があります。

 

たまに空き部屋ありませんか?と電話がかかってきます。

 

その業者の店長なんですが、凄く口が悪いです。
口が悪いというか、なんでも思った事をフランクに言ってくれます。

 

もっと家賃下げないと客つかないよーとか、
今時、和室じゃー駄目だととか。

 

初めて話をした時は、失礼な奴だなと思ったのですが、
冷静になると凄く的を得ているんですよ。

 

普通、客付け業者に行くと、我々は大家なので、多くの業者は凄く言葉を選んで話をしてくれます。大家を怒らせてはいけないというのが大前提にあります。
ダメな物件でもダメとは直接的に言いません。
オブラードにつつんで良いのか悪いのかよくわからないような感じで。
我々は、業者のそういう大家の機嫌を損ねてはいけないという心理を読んだうえで、業者の意図をくみ取る必要があります。


我々としてはダメなところがあれば改善しますし、正直に言ってもらうのが一番なのです。


しかし、業者の心理でそういう余分なものが入っているので、メンドクサイ事になったり、遠回りになったりする事もあるのです。

 

普通に考えて、ちょっとその家賃では絶対に無理なのに、大家の機嫌を損ねないように、様子を見てから下げましょうって事はよくあると思います。
おそらく、そのケースのほとんどは業者はそんな家賃は無理だと思ってて、大家への機嫌を損ねないために無駄な時間を消費している事は多いと思います。

 

そういう意味でその業者の店長はフランクに言ってくれます。
最初は、気に障るところもありましたが、今となっては凄く参考にしています。

 

そういう業者は、というかそういう人は、大切にするのがよいと思います。

 

それと、仲介業者と大家とのパワーバランスを考えて、話をするのがよいのではないでしょうか。