専業大家への道

横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

市役所と交渉

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生活保護の入居者さんの契約更新のタイミングで、家賃アップを目指して動いています。

 


 

市役所のケースワーカーさんが、生活保護の入居者さんに代わって交渉をしてくれるという事だったので交渉を行いました。

 

位置づけとしては、

あくまでも入居者さん本人が契約更新を望んだ場合において、

こちらから提示する家賃や更新料が、生活保護の規定に範疇で受け入れることができるかどうかの「規定の確認」という位置づけで市役所の見解を聞くという位置づけです。

 

 

まず、家賃に関して

これは市の上限額まではOKという回答でした。

ここはすんなりと回答してもらいました。

 

つづいて更新費について

更新費も市の生活保護の規定があって、満額でいくらまでというのがあるみたいです。

更新費でまかなう事ができるものとして、

いわゆる一般的な更新費と、家賃保証会社の更新費、そして火災保険までが費用として出してもらえるようです。

 

市役所のケースワーカーさんが更新費としての内訳を聞いてこられました。

家賃保証会社の費用と火災保険の費用、

そして大家に入る更新費として、生活保護でもらう事ができる最大額から、家賃保証会社の費用と火災保険の費用を引き算した額を伝えました。

(つまり、更新費+家賃保証+火災保険が市の規定の最大額になる金額)

 

ケースワーカーは一瞬ひるんだ後に、

 

ケースワーカー)更新費は一般的に家賃一か月分が通例ですが、どうしてその金額より高いのでしょうか?

 

と突っ込んできました。

 

(私)ご高齢の方なので、孤独死保険などの費用がかかるため通常より30%増した更新料で対応させていただく事とさせていただいています。

 

ケースワーカー) わ、わかりました。確認いたします。

 

と、市役所の中で受けるかどうか確認すると言って電話を切りました。

 

 

 

その後、数時間後、

 

ケースワーカーさんから電話が入る。

 

ケースワーカー) 合計金額が規定の金額内に入っているので、市役所としては問題ありません。

 

という回答が。

 

よかったです。

 

家賃は、生活保護の規定の最大額。

これはつまり物件の表面利回りがあがるという事。

更新費も、生活保護の規定の最大額。

孤独死保険など独自に入っていたもののタシになりそうです。

 

 

という事で、新しい家賃&更新費で、契約更新の処理を進めれそうです。

 

家賃アップに関して、外堀を埋める事ができたので、次は入居者さんに新しい家賃で契約更新をする意思があるかの手紙を投げたいと思います。