近日引き渡し予定の新築アパートの約半数が入居が決まってきています。
このアパートは、3階建ての各階3部屋ずつ。合計9部屋です。
101、201、301は太い道沿いの部屋なので、同フロアの他の部屋より2千円安い家賃設定にしています。
2階は、1階より2千円高い値段にしています。
3階は、ロフトが付いているという事で2階より4千円高い家賃にしています。
つまり、一番家賃が低い101を基準の家賃とすると、
各部屋の家賃設定は、こんな感じにしています。
101:基準、 102:基準+2千円、 103:基準+2千円
201:基準+2千円、 202:基準+4千円、 203:基準+4千円
301:基準+6千円、 302:基準+8千円、 303:基準+8千円
それで、客付けがスタートすると、、、
まず2階が全部屋埋まりました。
そして、その1週間後、3階が全部屋埋まりました。
途中で、2階の1部屋がキャンセルになる。
これが今の状況です。
もしも、自分がこのアパートに住むなら、2階の奥かなと思っていたので、
そのとおりの展開になっています。
おそらく、203→202→201という順番で決まったのでしょう。
そして、303→302→301という順番で決まっていると推測しています。
このように、偏った感じで部屋が埋まるという事は、多少の家賃の最適化の余地はあるのかなと思います。
3階は、ロフトが付いているので付加価値が高いのですが、2階より4千円高いという事で並べて見ると割高感があるのかもしれません。
結果2階の方が1番人気だったのでしょうね。
それを受けて2階をもう1千円値上げしてもいいかなとも思いました。
(3階はそのまま)
あと一番思うのは、「●02」と「●03」が同じ家賃にしているところが少し失敗しました。
「●01」が道側で、「●02」より「●03」の方が道からより離れるので、一番静かです。しかも「●03」は角部屋。
「●02」より「●03」の方を千円くらい値上げしてもよかったかもしません。
という事で↓くらいがよかったのかな?
101:基準、 102:基準+2千円、 103:基準+3千円
201:基準+3千円、 202:基準+5千円、 203:基準+6千円
301:基準+6千円、 302:基準+8千円、 303:基準+9千円
これくらいだと、値段とクオリティーがいいバランスになるかな??
または、苦戦しそうな1階をもう少し値引きするとか。
客の申し込みの進み方を見ながら、あれこれ考えると楽しいですね。
このアパートの次回以降の値付けの参考にしようと思います。