貧困ビジネスと言うと少し大げさですが、安い家賃設定のシェアハウスであったり、生活保護アパートと言った、ターゲットが貧困層の領域で歪が発生していてうまみがあるものが多いです。
アパートのクオリティーが平均的なものの10分の1くらいのものであっても、
家賃が10分の1にならないという歪です。
そして、安い家賃設定というのは、やはりパイがでかいです。
戸建ての部屋間取りを、細切れに細分化して10部屋にして貸すとか。
1部屋を確保するコストが凄く安いけれども、家賃はちょっと安くくらいになっているとか。いわゆる歪ですね。
あと生保アパートもそうです。
中々普通の人が運営すると大変なんですが、
市の生活保護の窓口とホットラインができているとか、入居付けの強いノウハウやコネクションを持っている場合なんかは、生保アパートはむしろドル箱になると思います。
必勝法を確立して、そればっかりやっている大家さんもたくさんいると思います。
生活保護のための部屋の基準はもちろんあるんですが、
生活保護の人が入れる家賃設定の上限って、何気に凄く高いですよね。
部屋の条件さえ満たしているのであれば、超安く仕入れている部屋でも、それなりに高い家賃を得る事ができます。もちろん、入居付けのノウハウは必要なんですけどね。
このレイヤー(貧困層)は、歪がたくさん眠っている領域なんだと思ってます。
もちろん大変なところも多分にあるんですが、
(何もノウハウのない普通の大家さんがやると大変なんですが)
ちゃんとノウハウを確立していけば、ピカピカ光るドル箱の世界だと思います。
横浜の黄色いアパートも大きな意味でそういう領域の1つですね。
ただ今回話をしているところは、黄色いアパートよりももう少し下のレイヤーの話です。
私自身、いろんな事をやりたいなと思っているんですが、
機会があればこういう領域のビジネスもやってみても面白いかなと思っています。