昨日のブログの続きです。その売主さんとの会話で思った事です。
その売主さんが新しく企画している新築アパートの話題になりました。
詳細情報はないのですが、なんとなく聞いた範囲では、私の注目しているエリアで、悪くはないかなという物件です。もしもいま契約している物件がないなら検討していたと思います。
建築確認書が取得できていないので、まだ正式に公開されていないようですが、大家仲間もいるので、もしもその物件を購入しようと思ったらどうしたらいいですか?と聞いてみました。
その売主さんは第一声でこんな事を言いました。
「うちは必ず仲介業者経由で販売しています。買主と直接交渉する事はやってません。」
この業界は持ちつ持たれつの関係が強く、仲介業者を介在しないで販売する業者がいると白い目で見られて村八分的な感じになるようですね。
まさに共存共栄という話ですね。
投資家目線だと、いかに仲介手数料を払わないで購入できるのか?という視点で、できるだけ直接交渉しようとしてしまいます。
その業者は、購入希望者から直接買いたいと言ってこられたとしても、かならず仲介経由でしか売らないようです。
仲介をはさむと、買主も仲介手数料が必要になりますし、売主も仲介手数料が必要になるのにです。
直接購入すると言ったら、私がこの冬に交渉した業者を思い出します。
結局、購入できませんでしたが。
業者間にある、この暗黙のルール(仲介経由で販売する)は、昔から知っていたので、冬に交渉した業者が直接の購入交渉に乗っていただいたときは、びっくりしたというのはありました。
いまから思うと、その業者は独自路線がよく目に付いたので、業者の間でも村八分的になっているのかもしれません。(しりませんが)
話は戻しますが、今回取引した業者はそのあたりの暗黙のルールをしっかりと守られていて、規模は小さいですが操業して15年以上運営されているので、まっとうに事業をされているんだなという印象を持ちました。
今回、管理もお願いする事にしているのですが、それなりにやってくれるような気がしました。
業者間の暗黙のルールを守っているかという視点で、その業者がまっとうに事業をされているかどうかを間接的に見せてもらったというところでしょうか。
もちろん投資家目線で、チャンスがあれば仲介を介さないで直接買うという選択肢は残しますが。