仲介業者経由で物件を購入すると仲介手数料で３％かかりますよね。
1億円の物件だったら300万円かかりますよね。300万円って大金ですよ。
一時期、できるだけ仲介を使わないで物件を買う事ばかり検討してました。
最近は新築購入を検討する事が多かったのですが、売主のハウスメーカーからいかに直接買うかという事ばかり考えていたことがありました。
実際に何度か仲介なしで直で買えるチャンスが３回くらいありました。
それを踏まえての感想ですが、特に初心者は仲介を介さないで買うのはできるだけやめた方がいいんじゃないかなと思います。
仲介を介した方がいいと思う理由は以下です。
①売主(ハウスメーカー)は不動産のプロ、いかにいい条件で売りつけるかという事に熟練している。
同じく仲介も不動産のプロ。買い主は情報弱者。仲介が買主の立場で間に入って助けてくれる。
②直で買う場合は売主が契約書を作る事が多いが、仲介がいると中立な立場で仲介が契約書を作ってくれたり監修してくれる。
③売主と取引をする事に問題ないか、本当にその物件を所有しているかや会社の資金や信用の調査をしてくれていることもある。
④値引き交渉もやってくれる。
⑤売り主にとって影響力のある仲介であれば、いい条件で買える事がある。
過去に、直で売主から買おうとした際に、売り主と直接契約について交渉したのですが、バチバチな交渉で大変つかれたことがあったのです。結局、契約まで行かなかったのですが、そういう業者が作る契約書での契約を進めるというのはなかなかむつかしいなというのが感想でした。
私と取引がある銀行も、直で契約するのはNGみたいで、銀行の息のかかった仲介を挟むなど、仲介を介さないと融資しませんというスタンスでした。
実際、過去の経験でも、とても買える番手でなかったのですが、仲介の手腕で買えた物件というのもあるので、仲介の力は重要だなと思ったのでした。
まとめると、言いたいこととして、
仲介を介さないで直で買うと安く買える可能性はあるが、守ってくれる中立な人がいなくなるというのはリスクが高い事であるということを言いたいです。
