専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

ブラックな業者とそうでない業者

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この半年はたくさんの新築アパートの建売業者とやり取りしました。

そこで出てきた2つの対照的な業者についてブログを書きたいと思います。

 

<横浜の収益販売業者F>

このブログにも書いたのですが、仲介業者を介さず直購入に向けてその業者とバチバチとやりとりをしました。こちらがその物件を購入できたとして10儲かるなら9を、もしもこちらが3儲かるなら2を、その業者の利益として奪ってやろうとしてきます。

凄く銭ゲバです。契約書の内容の相談をするのに、まったくこちらの要望を聞いてくれません。完全に人を舐めている感じです。確かに魅力的な物件だったので売主が強気になるのは分かるのですが、収益アパートは1棟だけで終わるという事はありません。この物件はたまたま魅力的な物件だったので少々の強気な発言はいいのかもしれませんが、そんな事をしていたら次の物件につながらないような気がしました。

 

購入した物件の管理を任せて欲しいとその業者が言ってきます。

お世話になっているのでお願いしようかなと思った時もあったのですが、その業者の態度に嫌悪感が沸いてきて断る事にしました。

 

途中で融資の条件が大きく変わり断念した物件です。無理に買おうと思えば買えたのですが、その業者、その担当者の顔を二度と見たくないという気分になったのであっさりと撤回しました。今後、その業者から良い物件が出てきたらどうするかな?かなり悩みます。

その業者は、神奈川県で物件を探しているとたまに見る業者です。街を歩いているとたまにドーンと大きな看板が掲げられていたりしています。儲かってるんでしょうね。業者の規模としてそれなりに大きいです。都内に支店もあるみたいですね。

 

<横浜の業者X>

これは最近契約した業者です。昔から小さい規模でやっている業者みたいです。

家族経営くらいの規模でやているようで、小回りが利くと仲介が言ってました。

契約の時に、その業者の幹部(役職としては取締役)の人と話をしたのですが、その人が管理物件の清掃をやっているようです。その業者に所属している人数が少ないんでしょうね。

業者Fは、物件の値引き交渉に対して全く妥協してくれなかったのですが、業者Xは比較的簡単に値引きを受けてくれました。

 

<思う事>

業者のカラーというのは出ますよね。

幹部の考え方が会社の特徴によく出るのですね。

先ほどの業者Fは、金にシビアで、(銭ゲバ)なので、会社として多くの収益を得て会社も大規模に拡大できている。また会社自体が大きいので、運営をするための固定費も大きく、要求する利益率も高いんでしょうね。

逆に、業者Xは、家族経営のようなスタイルで、買い主に歩み寄るところもあってそういうスタイルで運営している。業者Xは会社が小さいので、運営をするための固定費も小さく、要求する利益率も小さくても回る。多少の値引きも受けてくれる。という構図でしょうか。

 

いまの私の思いとしては、業者Fとは今後あまり取引をしたくないなという思いがあって、逆に業者Xの方はまた機会があったら取引をしたいなと思います。

こう思ったよという事は業者Fの幹部にも聞いてもらいたいです。目先の利益を追いすぎて大きなものを失っているよと。

 

あと取引相手として、大きな企業は倒産しないとかブランドという点で良い側面があるのですが、運営費に余分なお金がかかるので高くなりますね。安くしたいなら小さい企業の方がいかもしれません。ただ倒産するリスクとかそういう側面があります。

倒産するリスクもなく、品質も担保されてるなら小さい業者の方がいいのかもしれません。