土地の仲介業者に会ってきました。
売主についていろいろとわかってきました。
売主は個人でなく業者。
売主側には仲介はついておらず、その業者がそのままレインズにあげている。
数年前にその業者が購入し、2戸の戸建てのプランを検討したものの断念して今回売りに出されたようです。売りに出されたのは10日前。
検討している人は2名に増えたようです。
1人目は、現在銀行に融資打診中。現在、指値の交渉を行っているらしい。前に聞いた話だと1日、2日中くらいに融資の審査の結果がでる見通しとの事。
2人目の検討者があたらしく出てきたようでその人は現金で買う事を検討しているみたいです。その人も値段の交渉をしているようです。
この3連休で見積もりが出そろうので、その結果を踏まえてGO/NO-GOを判断すると回答しておきました。
仲介業者が言うには、そういう状況になってきたので、指値ナシの満額の金額で、融資特約ナシで買付申込書を出さない限り買うのは難しいですよと言ってきました。
うーん、そうなんだ
次に、少し前に紹介してもらった工務店にいってきました。
本検討まではやってもらえてませんが、挨拶を兼ねてこの案件について話を聞きに行きました。
そこの工務店の社長の設計士さんが対応してくれました。
その社長さんが言うには第一声で、「この土地は安いけど結構お金がかかりそうなので、逆に高くなるかもしれませんよ」というコメントをもらいました。
リスクは3点、
1点目は、北側の擁壁は金がかかりそう。数百万~、多めに見積もって500万円くらいはかかる可能性はある。
2点目は、南側の擁壁。角度の規制で逃げれるかもしれないが、強度を上げるために杭を打つ必要がある。200万円とかそれくらいはかかる可能性はある。
3点目は、地面に杭を打つ際に、土地にポーリングの機材を入れるのが難しい。通常であれば150万円くらいでくい打ちはできるが、その設備をそのまま建設予定地に入れるのが難しいので300万円くらいはかかるかもしれない。
つまり建築費として、余分に1000万円くらいかかる可能性がある土地ということみたいです。
ただ、この設計士さんはあまり収益物件を取り扱った事がないということ事と、擁壁について詳しくないので、安く対応できるプランもあるかもしれないという事は付け足して言っておられました。
業者がギブアップした土地であるという事がわったのが大きな収穫でした。
昨日の業者はウルトラCの方法を考えてくれていて、それがどれくらい実現性があるのかを見極めるというのがこのプロジェクトの命題という感じでしょうか。
少し後ろ向きな立ち位置に変化しましたが、今後の業者の見積もりがどういうものを出してくるかが楽しみです。