専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

アパート用地を買うまでの話・その6

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検討している割安な土地。
融資もつきそうだし、想定のプランも入りそう。
それをふまえて仲介に状況を聞いてみた。

 

競合として、業者が1名いるとの事。
その業者は、売主負担で共有地を解消したのちに、
3000万円の指値で買いたいと言っているようだ。

 


まず、共有地を解消するって、なかなかの強い要望ですよね。
そしてその上で、3000万円って800万円も指値してますね。
これはかなりエグイ条件ですよ。

 

売主が共有地の他の所有者にお願いをして、共有地の持ち分を買い取るって事ですよね。他の所有者は簡単に売ってくれるのでしょうか。
ぱっと聞いてそれは凄くハードルが高いように思います。
そして、その上でのエグイ指値です。

 

売主さんは随分、買い叩かれているなー。という印象ですね。
そんな条件を売主は受けるつもりなんでしょうか。

 


その業者の条件はかなり厳しい条件なんで、コチラとしてはうまく間に入ってうまく立ち振る舞えば全然こちらにも勝算があるんじゃないでしょうか。
もちろん、我々の目線がクリアできたうえでの話なのですが。

数日後に、土地の仲介と面談をするので、そこで一気にうまく話をすれば面白い展開に持ち込めるような気がしました。

 


とりあえず、この案件は前に進めるという事なので、
融資の方も審査を進める必要があります。
あらためてS信金に融資打診を依頼するために電話をしたのでした。

 


私 「こんにちは」

 

信金「どうしましたか?」

 

私 「先日お話していた土地なんですが、
   アパートの建築の見積もりもできたので
   改めて融資の打診をお願いできますか?」

 

信金「大丈夫ですよ」

 

私 「改めてなんですが、共有地の接道なんですが融資が付くんですか?」
  「共有地は複数の人間の持ち分になっているので、
   抵当権を付けるにも、他の共有者が嫌がるんじゃないですか?」

 

信金「共有地だったとしても、持ち分に対して抵当権を設定する事ができるので、
   他の共有者に迷惑をかける事はないので、うちとしては問題ないですよ」

 

私 「なるほど。持ち分に対して抵当権をつける事ができるのですね」

 

信金「そうです」

 

私 「それでは融資の審査をお願いいたします」

 


という事で、問題なく融資の検討の土台にはのりそうです。

設計のメドはつき、融資の打診も依頼した。


あとは、仲介との面談でどういう作戦でせめるかですね。

仲介との面談は、どちらが主導権を握る事ができるのか、重要な位置づけになるんじゃないでしょうか。

 

仲介面談に向けてこちらの作戦を練り始めたのでした。

 


<つづく>

 

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