千三つという言葉があります。
1000個物件があればその中で3個は良い物件があるという言葉です。
最近は、あんまりこの言葉に引っ張られない方がいいかなって思ってきました。
必要以上に目線が高くなるからです。
そして、そういう物件は買うのが非常に難しいです。
業者が間に介在するので、なかなか値段のつけ間違いのミスが発生しないというのもあると思います。
むしろ千三つでなく相場を知るべきと思ってきています。
千三つの偏差値70くらいの物件の目線を修得するよりは、
相場の価格、偏差値でいうと50の物件の目線を知る方が現実的かなと思うのです。
もちろん相場の価格(偏差値50)の物件を買うという意味ではないですよ。
相場の価格を知るというのが第一段階として存在していて、
その上で、その人の考えている相対レベルの物件を買うという事です。
例えば偏差値50の相場の価格を把握した上で、
偏差値55の物件だったり偏差値60の物件を買うという意味です。
とにもかくにも最初は偏差値50を知るのが重要という事を言ってます。
決して最初から偏差値70ばかりで偏差値50を除外しなくてもいいという意味です。
最近は買うのが難しい世界になってきました。
良い物件をかうかどうかというよりは、
いかに機会損失を減らすのかの方が重要な気がしています。
極論、偏差値50の物件でいいので、機会損失をゼロにして、
効率的にうまく回しまくるという事で全然よいのかもしれません。
もちろん相場より低い物件はよくないと思いますが。
相場をよく知りお金に効率的に働いてもらうよう、
いい落としどころをみつけていきたいですね。