先日、検討したい物件があったので持ち込んだ際の話。
担当者が言うには、決算書によって格付けがされるのだけれども、
とある機関の格付けがそこそこいいランクになっているとの事でした。
たしかに、昨期の決算を締める際に、それなりの決算書対策をしたのでした。
決算書対策といっても、
過去に融資をしてもらった際に、お約束事として口座に預金を入れていたのですが、
個人の口座に入れていたのを許可を得て法人の口座に平行移動させたという事をしたのでした。
お約束事というのは、いわば人質みたいなもので、
とりあえずは使う事ができないお金です。
使う事ができない死んだお金なわけで、個人の口座にいれておくよりは、
法人の口座の中に入れておいた方が自己資本比率なんかはよく見えるはずだという考えでした。
銀行によっては、個人口座も法人口座も同じ扱いをしてくれるところもあれば、
厳密に法人の口座しか見ないってところも一定数あるので、
そういう対策をしたのでした。
そういう口座が複数あったので、そこそこの効果はあったようですね。
確かに、法人単独としての財務の数字はそこそこよくなったような気がします。
とりあえず効果があってよかったです。
私は2つの法人があるのですが、
戦略的に時期を決めて意図的にコントロールしたら、年単位でいい感じにまわしていけそうな気がしましたね。
この格付けは、次の決算書が出るまで適応できるようなので、
うまく活かしていきたいですね。
なお、あわせて持ち込んだ物件の審査の方は、ゼロ回答でした。