過去にアパートの融資を受けた時に、その銀行と預金の約束をしていました。
法人に〇万円を預金する事。
個人に△万円を預金する事。
預金をするという約束をしているわけなので、そのお金を使う事はできません。
法人の方は、まだ意味があると思います。
決算書に、その数字が残るからです。
あればあるほど、自己資本比率や債務償還年数などの数字が良くなるので、
使えないお金だったとしても口座の中に存在するだけで意味はあると思います。
一方で問題があると思うのは、個人の預金の方ですよ。
使えませんし、
かと言って、個人の資産なので、
(中には個人のお金を法人の方に加味してくれる金融機関もありますが)
直接的には、「死んだお金」なわけです。
そういう状態がずっと続いていました。
ちょっと気になってました。
それでこの度ようやくそこにメスを入れる事にしました。
大げさに言ってますが、
単純に、個人の預金をそのまま法人の預金に平行移動させる事にしました。
役員からの借り入れってヤツですね。
銀行からしてみたら、合計の預金額が変わらなかったら良しと言うスタンスです。
晴れて動かさせていただきました。
もともと、決算書対策で個人のお金は、法人の口座にいれておくというのが定石でありますよね。
それを実直に実施したという、それだけの話です。
死んでいたお金を有効に動かさないてね。
もちろん、それ以外で法人の口座に動かせそうなお金は動かしておこうかなと思います。
ちょっとした金額だけれども、
小さいちょっとした努力で、うまく金融機関にアピールできるようにしていきたいですね。