専業大家への道

横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

2度とは戻らない

 

不動産投資を始めた直後くらいの話です。

1棟目を買って、その直後くらいの話です。

 

今後どういう方針で進めていくのがよいか思案していた頃です。

 

かなり物件を持たれている大家さんがコンサルをしているというのを聞いてコンサルをお願いする事にしました。

1時間でいくらみたいなものです。有料です。

その大家さんとは面識はありません。

そのコンサルの時に初めて会うという感じのものです。

その方はコンサルをメインの仕事にしているんでなくて、あくまでもコンサルは片手間でやっていてメインは大家業の人です。

 

コンサルをしてもらった感想としては、

正直な話、お金を払ってまで聞くようなものでもなかったのかなという印象。ほとんど役に立たなかった。

コンサルってこんなものなんだなって思ったものでした。

 

 

それはいいんですけど。

ここからが本題です。

 

その大家さんは、当時それなりの規模の方でした。

地域も私のやっているエリアに近いです。

 

 

これ、思ったんですが、

もしも私が不動産投資を良い感じに進めていって、それなりの規模になったとしましょう。その大家さんに匹敵するくらいの規模までね。

地域も近いので、お会いする機会も出てくるかもしれません。

 

しかし、その時に私のそのコンサルをお願いした大家さんというのは、どういう関係になっているんだろうかと思ったのです。

 

 

大家さんというのは持っている物件の数で上下があるというものでもないのですが、

なんとなくそういう空気感はあるのかもしれません。

もしも私が同じくらいの規模感になったとしても二人の関係というのは、

一番最初にお金を払ってコンサルをしてもらっている以上、そういう上下の関係性が永久に続くような気がするんですよ。

客(養分)認定。教え子的な。

 

 

最初が重要という事と、

一度でもお金を払うという事象が発生してしまうと永久にお金がない信頼関係というのは構築し得ないと思うんですよ。

 

 

そのコンサルをしてもらった大家と何年かして大家飲み会かなんかで知り合ってお友達になるというのと、

お金を払ってコンサルをしたという過去があって、その後に飲み会で知り合うというのとでは、二人の関係性というのは全然違うものになると思うのです。

 

 

大家さんどうしでお金を介在するような事は、あんまりよくないんやろうなって思ったとともに、紹介や大切な情報のやりとりなんかもお金くらいの価値があるので慎重に取り扱わないといけないんだろうなって思った今日この頃でございます。