麻雀をやっていると、人生と同じだなと思います。
麻雀では、自分の順番になったら1つずつ牌を取っていきます。
この牌の1つ1つが運が良かったり運が悪かったりするんですが、
麻雀の強い人は何ゲームかやった後、最終的に必ず勝つわけです。
人生でも同じだと思います。
日々の一瞬の出来事の1つ1つは運的な要素で、
その人の主観で運が良いと思うような事だったり、
運が悪いと思うような事だったりすんですが、
そういうミクロの運の良いとか悪いというものをプレイヤーがうまく乗りこなして成功する人は成功するのです。
麻雀の強い人でも、100回やって100回勝つというのは不可能です。
普通にやれば、100回やったら、(4人でやるので)25回勝つというのが普通です。
強い人でも100勝は絶対に無理ですし、
80勝とか50勝というのも無理な世界です。
凄く調子の良い日に、5戦やって全勝みたいな日もあると思いますが、長い目でみたらの話です。
せいぜい、期待値25勝というのに対して30勝できたら強い人みたいな世界観なんじゃないでしょうか。
人生でも同じで、
運がいい一瞬もあれば、悪い一瞬もあります。
調子のいい時期とかはあるかもしれませんが、長い目で平均化したら同じような世界観に必ずなります。
そういう世界観の中で、25勝でなく30勝になるように頑張るわけです。
人生で人と人の差って微々たるものですよ。
そして、うまく人生を進める事ができる人は、運の要素は全く関係なく、
必ず30勝できるわけなんです。
勝つべくして30勝できるわけです。
長い時間でアベレージしていけば、勝つ人は必ず勝つと思います。
そこに運の要素はほとんどありません。
世の中で、一般の人が「運が良かった」とか「運が悪かった」とか言っているのがありますが、それは麻雀で言うと、1回牌をめくっただけの話です。
いい牌の時もあれば悪い牌もあります。
それだけの話です。
ランダムに運が良いものや悪いものが来るのだけれども、マクロでいかにうまく乗りこなしていくのかが重要であって、
1つ1つの牌のミクロの運良さは、あまり重要ではないのかもしれません。
人生の勝者というのは、そういう良い牌や悪い牌をうまく乗りこなして、
長い戦いの後に、平均化した結果として、普通の人よりちょっとだけだけど、
必ず勝率が高い人なんだと思います。
いい牌、悪い牌、ありますが、
うまく乗りこなして成功をおさめて行きましょう。