専業大家への道

横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

賃貸併用住宅を買った後の世界

 

賃貸併用住宅を買った後の世界を考えてみました。

世界というか資産状況を踏まえた見通しです。

 

今回検討している賃貸併用住宅は規模がデカくて自己資金もかなりいれる必要があります。

ざっくりイメージで、デカめの新築1棟アパートを買うようなイメージです。

自己資金も2割とか入れる感じでしょうか。

 

規模も自己資金も、今回の賃貸併用と新築1棟アパートがざっくりと同じくらいのイメージです。

これが前提条件です。

 

それで今回検討している賃貸併用住宅を買った後の世界を想像しています。

 

シンプルに自己資金の分がまるまる自分の財布から消えるわけです。

総工費のざっくり2割とかそれくらいの規模なので結構デカいです。

その自己資金を入れる事によって、住宅ローンの支払いが賃貸併用住宅の家賃収入によって低減されるわけです。

 

 

手出しのお金、シンプルにその分お金が無くなります。

不動産投資のためのお金が減ります。

私の持っている余分なお金は全て法人に入れています。

賃貸併用住宅を買うために法人からお金を出すわけなので法人の決算書は悪くなります。

 

一方で、普通に法人で新築1棟アパートを買った場合、

同じ自己資金2割だったとしても、

お金が減るという意味では同じですが、

家賃収入を生み出すという事もあるし、

資産としてお金が物件に変わるという事で、

決算書も賃貸併用を個人で買うよりは決算書の劣化は小さいです。

 

 

同じお金の動きかもしれませんが、

個人で収益も何に生まないものを買うためにたくさんのお金を投入するというのが、

すごく筋が悪い事をやっているような気がするんですよ。

 

将来、住宅ローンの返済を楽にするために、お金をドカンと入れている

というとらえ方もあるわけで。

それって、不動産投資で頑張って資金調達をするというムーブメントと全く逆な事をやっていると思うんですよね。

 

考えれば考えるほど、賃貸併用のためにお金をドカンと入れる事が、

長い目で不動産投資で規模を拡大するという観点でマイナスになる事ばかりのような気がするんですよ。

 

おそらく賃貸併用を買ってしまうと、

次の手は自分の保有物件を売却して資金を厚くするという1手しか手が無いような気がするんですよね。

となると、その売却物件が賃貸併用住宅に置き換わるという話。

個人で買う訳なので、トータルとしてはちょっとプラスですが、法人としてはマイナスですよね。

 

 

こんな感じで思うようになってきました。

 

買った後の事も考えて精査したいですね。