専業大家への道

横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

築年数と利回りのバランス

 

今の相場観ってこんな感じなんじゃないでしょうか。

 

新築(建売)だと、CFがギリ出ないくらい。

 

築浅だと、CFがギリ出るくらい。

 

築古だと、CFがようやく出るくらい。

 

 

いずれにしても、融資条件の兼ね合いもありますが、

CFがギリギリな状態なんじゃないでしょうか。

 

 

利回りも、新築、築浅、築古と順番にあがっていく感じです。

 

 

私が注目したいのは、

築年数と利回りの関係。

 

定性的に、そういう大小関係があるのはわかりますよ。

 

しかし、築年数、というか残りの寿命と、利回りの関係のバランスが、

フェアなバランスになっていないと思うんですよ。

 

 

残りの寿命というのをシンプルにその物件の価値だと読み替えるとして、(かなり乱暴ですが)

値段と価値のバランスの話です。

 

築古は値段が安くなって(利回りが高くなって)当たり前なんだけど、

思っている以上に安くない(利回りが高くない)という話。

 

私はそう思うんですよね。

 

土地値というのがあるのでそんな簡単なものでもないんですが。

 

そういう背景があった上で、

とは言え割高だけどCFは出さないといけないよねっていう、

背に腹は代えられない状態で、築古を買わざるを得ないというのが

あるんじゃないかなって思います。

 

私は、割がよくない投資だと思うんですが、

他の人たちはそういうのは関係なくガンガン買っているわけなので、

自分一人が割が悪い投資だとおもってキツイ指値をしても勝てるわけないですよね。

 

 

世の中の人たちの価値観にあわせて

自分の価値観もアップデートしていかないとなって思いました。