金融機関のカラーによって、
どういう決算書に仕上げていくのかというのは違うと思っています。
決算書というか財務の数字ですね。
収益還元系の金融機関だったら、自己資本比率なんかは重視する傾向があると思いますし、積算系だったら補正BSの積算ベースで計算した評価値などが重視されると思います。
金融機関によって、どういうのを重視して、
どういう数値が基準を満たしておく必要があるのかというのが違うんですよね。
自分がどういう金融機関と付き合っていくのかで、それらをコントロールしないといけないと思っています。
私の場合、
3~4棟目くらいまでは、いろんなタイプの金融機関でも良い感じの数字に評価されるようなつもりで行動をしていました。
そして5棟目を購入して、
かなり積算の数字が悪くなりました。
今の状況だと積算系の金融機関から融資を引くのは難しいと思います。
それはいいと思っています。
ずっと八方美人的な感じで進める事は難しいと思のです。
メガ大家とかになれば別ですが。
自分が融資を引いていくためにどういうジャンルの金融機関から引いていくつもりなのかというのが問われるわけですね。
それで次の6棟目どうするのかなんですが、
いろんな制約があると思います。
しかしながら、今は制約のゆるいところから
借りれるだけ借りちゃおうという方針にする事にしました。
具体的に言うと信金ですね。
信金は、そういう制約条件が結構ゆるいです。
財務帳票を整えて上位の金融機関から常に借りれる状況をキープしつつ少しづつ進むというよりは、一旦財務の数字は忘れて借りれるだけかりるという作戦。
そしてそういう金融機関からもう借りれないという状況になってから、財務の数字を整えて、上位の金融機関の目線にあうようにしようかなと思ってきています。
それにプラスして、少しは対策のような事はやろうと思っていますが。
次の6棟目は、本当に借りれるかどうかわかりませんが、
今からは1棟1棟が重要なので、
借りれるのなら借りるというスタンスで、
どんどん動いていきたいなって思います。