金利も上がってきましたね。
金利があがると不動産投資ではどうなるでしょうか。
物件の価格が下がると言っている人もいます。
金利があがると、運営が難しくなるので、
物件が買えない人が増えて、その結果物件の価格が下がるという考えでしょうか。
私の考えは、
確かにそういう傾向はあるのかもしれませんが、
かと言って、今まで物件を買う事ができなかった人が物件を買えるようになるくらいまで物件が安くなる事はないと考えています。
資産をあまり持っていない人や初心者の人は、金利があがる事で、まともに影響があるでしょう。金利があがる事で買えなくなる人が増えると思います。
一方で、資産をたくさん持っている人は、
金利が上がったとしても物件をどんどん買い続けていく事ができると思います。
ここで考えないといけない事は、
収益不動産の売買の全集合の中で、
前者の人と後者の人の割合がどうなっているかです。
全体に対して、前者の人たちの割合はそんなに多くなくて、
後者の人の割合が支配的なんだと思うのです。
金額ベースでね。
ですので、
金利上昇の影響は確かにあって、
それによって物件が買えない人は出てくるものの、
そういう人たちは限定的で、
実際の取引の全体の中で見ると、さほど影響がない人が大多数のような気がするのです。
金利上昇の程度にもよります。
買える人は買えるけど、買えない人はますます買えないというのが、
より顕著になるかもしれません。
しかし買える人はより買っていくと思うので、
状況としてはよりハードな方向になるのかなと思いました。