世の中の物理法則ではないですが、
融資の物理法則みたいなものはあります。
細かいところは銀行によって違うのですが、
もっと普遍的なところ。
骨格にあたるところは、そこそこ共通だと思います。
ある資産状況の人がいて、その人が融資が受けれるかどうかって
なんとなくですがわかりませんか?
ざっくりとですよ。
収益還元とか積算評価とか、いろんなカラーの銀行はありますが、
なんとなくこれくらいの資産だったらこれくらいの融資が引けるって
なんとなくわかりませんか?
融資の物理法則、普遍的な法則ルールみたいなものがあるわけです。
そういうのがあったうえで、
うまく資金調達をする事で多少は融資の枠が増えるという事も可能になったりします。
しかしながらですが、
私の感覚としては、融資の枠というのは多少は増やすことができるとは思うのですが、
2倍とか、劇的には大きく増やす事は難しいと思うんですよね。
さきほどの融資の物理法則ではないですけど。
ある程度は、そういうルールみたいなものにのっかったうえで話だと思うんです。
もちろん、うまく資金調達とか工夫とかいろんな兼ね合いで多少は
増やす事はできるとは思うのですがね。
このブログで何が言いたいのかというと、
たまにそういう物理法則を大きく無視したような目標を掲げている人を見る事があります。
銀行にもよりますが、そういう物理法則みたいなものによって限界ラインみたいなものが見えてくると思うんです。
うまく資金調達などをする事で多少はそういう限界ラインは増やすことができるとは思うのですが、たかがしれていると思うんですよ。
私が言いたい事は、そういう物理法則を大きく超えるような、
現実的にありえないところを狙うのは時間の無駄なんじゃないかと。
なんども言いますが、いろんな努力でそういう限界みたいなものをいかに突破するのかと言う取り組みはありますが、
それをあきらかに凌駕するようなレベルは、考えるだけ無駄だと思うのです。
そういうのを考えるくらいだったもっと違う建築的な事を考えたり目指したりする方がいいと思うという話です。
限界突破を目指すべきですが、
現実的なところを目指すべきかなと思います。