専業大家への道

横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

リスクと向き合う

 

少し前に土地から新築のリスクの話を書きました。

 

 

 

土地から新築は、投資家がコントロールできないところが多かったりと

リスクが大きいという事を書きました。

 

じゃーリスクがあるからやんないの?って話です。

 

 

なんでも物事はリスクあります。

築古の不動産投資だってリスクありますよ。

 

たまに、土地から新築はリスクがあるからやらないって話を聞きますが、リスクは全てのものにあります。

 

前にも書きましたが、投資というのはリスクをお金に変換する作業です。

リスクを負う対価としてリターンを獲得するというものです。

 

大きなリスクには大きなリターンが、

小さなリスクには小さなリターンがあります。

 

そこでリスクをいかに工夫や努力や知見で小さくして、大きいリターンを獲得するのかという話です。

 

 

リスクをゼロにしたいのなら投資はそもそもやらない方がよいという話です。

 

 

ですので投資家としてはリターンにあうリスクなのかどうかを判断する必要があります。

それとリスクの許容度の話です。

 

 

 

簡単な例でいうと。

 

 

あるゲームがあって、

10回に9回は10もらえます。

10回に1回は20損をします。

 

期待値は、0.9×10+0.1×(-20)=+7

なので、継続的にやりつづけたら儲かっていくようなゲームです。

 

 

たとえば1000のお金を持っている人がいるとしましょう。

1000のお金をもっている人だったら、1回損をするという事になってもまだまだお金が残っているので、どんどんやったらいいんじゃないでしょうか。

 

 

つぎに同じく1000のお金を持っている状態でゲームの内容がスケールアップします。

 

10回に9回は10000もらえます。

10回に1回は20000損をします。

 

 

これならやりますか?という話ですよ。

 

1回損をする回にあたったら即死なわけです。

 

 

同じ1000のお金を持っている人だとして、

前者のゲームだったらアリなような気がしますが、後者のゲームだったらやりますか?それともやらないですか?という話ですよ。

 

 

ちょっと誇張した数字にしてます。

 

数字はテキトウで、簡単な例を書きました。

 

でも簡単に言うとこういう事なんじゃないでしょうか。

 

 

私の感覚だと後者の例だと私はやらないですけど、こういう感じの数字でも普通にやっている人もひょっとしたらいるかもしれません。

 

リスクはあるのですが、前者の例だったら全然やってしまってもいいような気がします。

極端な例ですが、リスクとリターンとどれくらいリスクを許容できるのかというのを整理できれば、判断ができているという事だと思います。

 

 

適度なリスクをせおって、

適度に成長していきたいですね。