最近は、築古物件の融資が難しくなったような気がします。
多くの金融機関が耐用年数超え物件の融資に消極的になりました。
昔からやっている人に聞いても、最近はその傾向が顕著になっているようですね。
築古物件が買いにくくなったというのは、どう分析したらよいのでしょうか。
普通に考えて、買える人が減るわけなので、ここで歪が発生しているようにも思えます。
買える人が減るので買い手市場になり買う事ができる人は儲かるみたいな歪みです。
そういう歪みが発生しているのでしょうか。
どうなんでしょうか。
正直、そんな実感は私はもっていませんが、どうなんでしょうか。
買うのが難しくなったのは事実かもしれませんが、
買える人が激減したわけでもないので歪が発生しているほどにはなっていないのかもしれません。
ただ感覚としては、ちょっとした参入障壁みたいになっているような気がします。
初心者フィルターみたいな感じになっているのかもしれません。
耐用年数超えを融資付けれない人は不動産投資に参入できないみたいな。
(新築しか選択肢がなくなる)
別の観点もあると思います。
出口が難しくなるという話です。
これはあるでしょうね。
誰もが欲しがるような物件だったら関係ないかもしれませんが、
普通の物件だったら出口で買える人が減るというのはマイナス材料です。
築古の融資が難しくなったとして、
買える人が減って買える人はいい物件が買えるというプラスの話と、
出口が難しくなるというマイナスの話。
プラスとマイナスを合算して、結局トータルでどうなんでしょうか。
出口が難しくなるマイナスの影響の方がおおいような気がします。
どうなるんでしょうか。
不動産投資として、融資がつくのが新築ばかりになると、これからの不動産投資の世界はどうなっていくんでしょうか。
今までと違う不動産投資の世界になるのかもしれません。
世の中は刻一刻と変わっていきます。
世の中の動きを敏感に察知して先手先手で動いて行きたいですね。