客付け対策って、エリアや物件の内容によって結構違うなと思います。
今日のブログは、ふんわりと書きますが、結構大切な話だと思います。
凄く極端な例で説明したいと思います。
★今回のブログは、少し極端な論調にしています。
物件があふれているエリアで投資家向けの最低限仕様の物件と、
物件がそんなにあふれていないエリアにある物件とでは、
客付けの対策の肝が違うと思います。
前者(物件があふれているエリアで投資家向けの最低限仕様の物件)のケースは、
物件の仕様をあげるよりは、いかに露出をふやすのか、いかにお客に紹介してもらうかの方が重要だと思います。
後者(物件がそんなにあふれていないエリアにある物件)のケースは、
物件の仕様をあげるという直接的な対策の方が効果があると思います。
こんな事例がありました。
客付け苦戦している人がいました。
投資家向けの最低限度の仕様のアパートです。
エリアは詳しく知りませんが神奈川県なので、競合はたくさん存在していると思います。
中々、入居付けできないからという事で、いろいろ対策を打つのですが、部屋のバリューアップの方向に舵を大きく切ったようです。
悪い話ではないですが、注力するベクトルの向きがそれが最善なのでしょうか。
投資家向けの似たような仕様の物件です。
部屋のバリューアップと言っても最低限度のものはやればよいと思いますが、
あんまり聞かないような・必要以上にお金のかかるバリューアップは不要だと考えています。
そういう所にお金をかけるくらいだったら、ADを増やした方が絶対に良いと思うのです。
ようは物件がありすぎて、うもれてしまっているんだと思います。
仲介業者に紹介してもらってナンボです。
たくさん似たような物件がある場合、
最低限度の仕様が無いというのは論外ですが、似たような物件がたくさんありすぎて、埋もれてしまっているというのが一番の課題だと思います。
物件が溢れすぎているのに、
必要以上にバリューアップしても入居者には届きません。
バリューアップした事すら誰も知らないのかもしれません。
バリューアップした事が誰にも知られていない(知られにくい)状況って悲しくないですか?
物件仕様やエリアなどで、
客付けの肝は大きくかわります。
どこに注力するのかっていうのは重要だと思います。
対策はやれることは全部やるって事かもしれませんが、強弱のつけ方は熟慮した方がいいかもしれません。