不動産投資をする際に、個人で購入するべきか、法人で購入するべきかというトピックがよく出てきます。
私もこのブログでもそのトピックはたくさん書いているので、私の考えは過去のブログを読んでいただいたらわかるとおもうのですが、今日のブログは私の考えの肝のところだけを書きたいなと思います。
個人で買うべきか、法人で買うべきかなんですが、
ざっくりとシンプルに言うと、
たくさん物件を買うなら法人で買うべきだし、
そうでないなら個人で買ったらいいと思います。
ざっくり定性的に言うとこういう事だと思います。
定量的に言うと、得られる収益、課税所得なんかを考えて、個人がいいのか法人を作るべきなのかを判断したらいいと思います。
しかしながら明確に個人で買うべきか法人で買うべきかの答えを出すのが難しいと思う人はいると思います。
それは、
「自分が将来的にどれくらい物件が買えるのかよくわからない」から答えを出すのが難しいのだと思います。
「個人で買うべきか法人で買うべきかを考える」
というのは、
「自分がどれくらい物件を買うのか/買えるのかを考える」
という事とニアリーイコールだと思います。
課税所得がどうなったら、どちらで買うのが有利だとかっていう話は、前提条件の話であって、
ポイントは、(今も含めて)将来も含めてどれくらい買うからどうするべきなのかという話が肝だと思いっています。
自分がどれくらい物件を買うのか/買えるのか?
さらに言うと、
「自分がどれくらい物件を買うのか/買えるのか?」
というのは、
「自分がどれくらい融資を引く事ができるのか?」
というのともニアリーイコールです。
とどのつまり、この論点は、
「自分がどれくらい融資を引く事ができるのか?」
という話だと思います。
属性パワーがある人だったら、ある程度自分がどれくらい融資が引けるのかっていうのは見えてくると思います。
年収の10倍とか20倍とか。
資産がこれくらいあるから、これくらいは融資出るだろうとか。
(純資産から想定する自己資本比率を元にざっくり概算するとか)
どれくらい融資が引けそうだから、
総家賃収入はこれくらいで、
課税所得はこれくらいになるから、
というのを材料に考えれば答えはおのずと出ると思います。
自分がどれくらい融資を引く事がでるかわからないという人は、
どれくらい融資が引けそうかを推測するべきで、
その上で判断をしたらいいのではと思います。