先輩大家にどういう物件を買うんですか?
って聞くと、
「あんまり数字は気にしません」
って回答される事があります。
数字はあまり気にしてなくて、
それよりもちゃんと運営できる物件を買います。
って事でした。
その感覚はよくわかります。
目標とする利回りが0.1ポイント大きいとか、0.1ポイント小さいとか、そういうのは微々たるもので、
空室が長期間出ると、当初の利回りなんて大きく変わってしまいますもんね。
よくわかります。
そういう感覚は確かに私も持っています。
でも、人にもよるかなって思います。
それなりに利回りの高い地域でやっているような人だったら、
利回りが20%だろうが21%だとうが、
そういう数字はあんまり意味が無くて、
ちゃんと運営できる方が大切だと思います。
首都圏に近いエリアで新築だと、8%と7%は天国と地獄くらい違いがあるから、まったく数字は気にしないっていうわけにはいかないような気もします。
それと、
すでにそれなりにCFを創出できているかどうかっていうのもあると思います。
特に1棟目だったら、数字はとても重要な気がしますね。
すでにたくさん物件を所有していて、
すでにそれなりのCFが出ている状態だったら、
あんまり数字は気にしないで、運営しやすい物件を買うというのはよーく理解できます。
その物件の単体として、CFがプラスマイナスゼロくらいだったとしても、
すでにそれなりのCFが創出できている人だったら全然アリかなとも思います。
ある程度の基準さえクリアしているんだったら、運営しやすい方を優先するというのはアリだと思います。
いずれにせよ、ある程度余裕を持っている人が言えるセリフなのかもしれませんね。
私の場合、まだまだなんで、そういうゆったりと余裕をもった物件を買うというのはもっと先になるような気がします。
満室利回りが高い物件でも、入居者が付きにくい物件は絵に描いた餅なんで、そういう観点を忘れないようにしないとねって話だなと思いました。