専業大家への道

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横浜で大家業をしてるサラリーマンのブログ

女性向けアパートの結果は

 

先日満室になった4棟目アパート!

女性向けアパートというコンセプトで企画つくりをしていたのですが、最終的に9部屋中8部屋が女性入居者という結果になりました!

 

想像以上の結果で、ビックリです。

 

こんな結果になるなんて全く考えていませんでした。

 

 

今日はそのあたりについて自分の分析を書きたいと思います。

 

 

女性向けという事で具体的にどういう事をしたのかというと、主に以下の5つでしょうか。

 

①内装は白を基調としたシンプルな仕様

②外装はシュッとした感じでなく、あくまでも内装が引き立つようにかわいく木目調。

③外構は少し女性向けを意識したかわいい門扉を設置

④セキュリティーカメラの設置

⑤おしゃれな独立洗面台や2口の調理コンロなどの設備仕様

 

こんな感じでしょうか。

 

③は結構よかったと思います。

①と②は、白を基調にしたのですが、白ばっかりで面白味が無かったと反省しています。正直、失敗とまでは言わないまでももう少しカッコよくできたような気がします。(軽く失敗感はある)

ですので、内装や外装のビジュアルだけで女性を心を鷲掴みしたというのは考えにくいです。

何よりもアパートが完成する前に半数が入居決まってましたからね。

 

この中だと④が一番のよかったような気がします。

あと⑤もよかったと思います。

 

 

ただこの5つだけが理由でないと思っています。

 

 

 

奇麗な内装、奇麗な外装、奇麗な外構などはプラスになると思います。

セキュリティーカメラは女性向けとして絶対にプラスになっていたと思います。

おしゃれな独立洗面台もそうです。

 

でもそれ以外にポイントがあったと思っています。

 

 

私が分析するに、女性でも手が出しやすいお手頃な家賃設定というのがよかったと思います。

 

差別化や家賃アップのために、オートロックやセキュリティーカメラなどの設備を入れるのはよいと思いますが、しょせん木造アパートです。マンションではないです。

木造アパートである以上、やはりどうしても値段が一番重要なファクターになると思います。

 

顧客ターゲットは、豪華フル装備のスーパーデラックスなマンションに住む人とはちょっと違うわけです。

 

 

今回は最低限度の仕様を意識しました。値が張る装備にはこだわらず、それらしい装備といえばカメラくらいです。その結果お手頃な家賃にする事ができました。

 

女性向けにプラスの付加価値が付くけど家賃がビックリするくらい家賃アップするようなものだったらお話にならないんじゃないでしょうかという考えです。

 

今回は、ほとんど一般的な相場の家賃設定にしています。

それにもかかわらず、女性が好みそうな仕様だったりセキュリティーカメラが付いているという事だったので、お値打ち感が高かったんじゃないでしょうか。

 

高い家賃は難しいけど、女性向けの仕様が充実しているアパートに住みたい人もいるという事ですね。

 

 

本来であれば、そういう付加価値を付ける事で多少の家賃アップを期待するべきものなのですが、今回はほとんど相場の家賃でした。

ですので何のためにやっているの?みたいなツッコミはあるのですが、入居者にお値打ちなサービスを提供するというのは一番大切な事なのではないのでしょうか。

 

 

今回の女性向けアパートは、デザインや設備仕様だけでなく女性が手を出しやすいお手頃な家賃設定という事も大きなポイントだったと分析しています。