環境局から状況を聞いて、騒動の全容がなんとなく見えてきた。
ゴミ捨て場の近隣に、ゴミ捨て場設置の説明ができていなかったようだ。
環境局の担当者の口ぶりからすると、近隣の方はかなりご立腹のようだ。
これはかなりヤバい状況だ。
管理会社は夏休みに入っていて今回は独力で全て対処しなければならなそうだ。
正直、会社の仕事どころじゃない。
その日は会社でやらないといけない仕事はすでに終わっていたので、会社を早退して近隣へ説明に行く事にした。
・・・
なんとか夕方前に現場に到着する事ができた。
ゴミ捨て場の近隣といっても、いくつも家がある。
とりあえず、ゴミ捨て場に近い家から声をかける事にした。
おそらくこの辺りが震源地だと思われる。
<1軒目>
挨拶をするも、旦那さんが不在なので帰ってきてから説明をしてほしいとの事。
手土産を渡して、夜に改めて伺う事に。
<2軒目>
挨拶と経緯を説明すると納得してくれたようだ。
あと設置に関しては前向きな感じで対応をしてくれた。
1軒目と2軒目の家がゴミ捨て場に最も近い家なんですが、それ以外の周辺宅も合わせて挨拶を行った。
挨拶だけで終わる家もあれば、どうしてそこにゴミ捨て場を設定する必要性があるのか?といろいろ聞いてくる人もいた。
が、とりあえず説明をして納得してくれたようだ。
説明がなかったんだから、怒られるのもごもっともかもしれません。
とりあえず周辺宅への説明は済ませて残すは1番最初に伺った家への説明のみだ。
この時点でまさかあんな展開になるとは誰も思っていなかった事だろう。
<つづく>